エコカラットを玄関に使う
エコカラットをアクセントウォールをつかってみる。
イナックスのエコカラットが登場したとき
その壁の吸湿性の機能ばかりが売り文句になって
水をかけてみたり、湿気のある場所につかってみたりした。
クロゼットの中に使ったこともあった。
クロゼットの中に使うには何かもったいない感じもしたが
エコカラットのほかのよさを最近は面白いと思っている。
まず、材料の軽さがあるため施工性のよさがある。
そして、さまざまな大きさや、テクスチャーが存在している。
石を貼ろうと思うと下地からかえなければならない部分
もともとクロスを貼るべきだった場所にも間単に施工できるのだ。
目地込まなくてもよく突きつけで圧着貼りができるので
仕上がりも美しいものになる。
吸湿性はプラスアルファの機能と考えて
リビングや玄関ホールなどのアクセントに使用しても面白い。
なにもなかった壁が、ぐっと高級感を増したりするのだ。
写真の施工例は300角の絞り模様のエコカラットを
市松に貼らずに、縦ラインが通るように貼り付けたもの
カウンターはチェリー色で厚みを持たせたデザインとすることで
フェイクのぺらぺらな印象をかたちでおぎなって面白みをつけた。
このエコカラットの最大の強みは吸湿、やきものというキーワードから
イメージ的に癒しの意識が空間にもたらされることだ。
玄関ホールはこのアクセント壁で癒しの要素が加わることとなった。