玄関ポーチのタイルは滑りにくく汚れにくいものにする。

玄関ポーチ 施工例

玄関ポーチの素材も輸入建材など多様なものが流通するようになり
バリエーションも自由自在になりました。

石材以外に小さなタイルから、大判タイルまであります。

白や黒などのタイルや石を選びたいことも多いのですが
ポイントは汚れ落ち、掃除のしやすさです。

外部がアスファルト部分など土が少なければ汚れも少ないですが
玄関ポーチの外が土であればあっというまに汚れる可能性もあります。

タイルを選ぶ場合確かに表面が平滑なものであれば拭き取りはしやすいものです。

ただし、雨や雪が降った場合滑って転倒する可能性も高いのです。

滑らないタイルを選ぶことが重要になってきます。
真っ白や真っ黒の素材を選ぶときは
汚れが拭き取りやすく清掃しやすいタイルを選ぶか
汚れ等が不安なときは汚れの目立ちにくい色合いを選びます。

木製デッキで屋上テラスを演出する

デッキテラス

屋上にテラスを設けた場合、防水の仕上げがそっけない為
もう少し雰囲気の良いスペースにしたいと思ってしまいます。

防水のカラーバリエーションはグレーとか茶色のシンプルなもので
それ自体は良くも悪くもなく機能的な素材です。

デザインの良い空間と呼ぶには程遠く
落ち着ける居場所、やさしい雰囲気の場所とまではいきません。

床にデッキを敷くだけでやさしく落ち着きのある場所になるので
床に木材を敷き詰めてみましょう。

パネル状に自分で施工できるものもあるので
ネットで検索して購入するのもありです。

樹脂デッキ テラス

デッキ材には天然の木のものと
樹脂デッキと呼ばれる木の粉を樹脂で固めたものも存在します。

天然木のデッキ材は色あせしやすいので
長期的なメンテナンスを考慮したいのであれば樹脂デッキがお勧めです。

書斎は男の隠れ家だから薄暗くてよい。

書斎 施工例

書斎は男の隠れ家なんですね。

だからこだわりをもって自分だけの部屋にしたい。

自分の好きなようにさせて欲しいとその気持ちは良くわかるのですが
なかなか自分の趣味をほかの人に伝えていくのはむずかしいものです。

書斎はがんばって働くための自分への褒美のようなものですから
少し予算を捻出して家作りの時にはぜひほしい部屋です。

ひとりになれる場所も必要ですから

趣味室 施工例

棚は必要な数あったほうがよいですね。

本を飾る棚でもよいし、CDやレコードを保管する棚でも
趣味のコレクションを陳列する棚でもよいですね。

書斎の雰囲気は明るければよいってものでもありません。
むしろほのかに暗い場合がこもりやすいこともあります。

何せ隠れ家ですからそれなりの空間づくりが必要になります。

和室の押入れの位置はもうひとひねりできる

和室 押入れ

押入れの面には窓を付けられないとあきらめるのは早いです。
押入れの下に地窓を設けて上に収納を付けることもできます。

確かに和室の作法にこだわれば制限はでますが
ほんのすこし柔軟に間取りしてみます。

オーソドックスな襖の配置は落ち着きますが
少しだけ崩して配置してみます。

壁面収納だとおもって自分の使いやすい配置にしてみましょう。
少し収納量が増えるかもしれません。

和室 吊押入れ

低い位置にある押入れの地袋

高い位置にある押入れの天袋

吊押入れなどの収納などの組み合わせで
少し使い方を工夫すると収納が増えて
インテリアにもなります。

ビルトインガレージは部屋から見えるほうが面白い

ビルトインガレージ 間取り

上の画像はガレージの隣に中庭のある住宅プランです。
中庭の向こう側はリビングになります。
中庭越しにガレージの愛車がいつも見えるようにしました。

ガレージはRC造で頑丈かつ防音性能も高いですが
機密性が高く排気ガスがこもりやすいです。

プロペラファンをつけて強制排気するようにしました。

シャッターはオーバースライダーにして
外から見た目もすっきりしています。

間取り ビルトインガレージ

鉄骨造の住宅場合梁のデザインにも気をつけたいところです。

あらかじめ穴を開けることで配管を通りやすくしました。

アルミの外壁と合うようにシルバーの塗装を施しています。

書斎からガレージが見える窓をとり
玄関ホールからも車が見えるようにしました。

ガレージの素材は見た目を左右するので
自分の好きな質感を整理して考えましょう。

手洗いカウンター付トイレで少しだけ広くする。

トイレ 施工例

トイレはほかのスペースに比べてスペースが小さくてすむため
コンパクトに収めることで何も疑問に思わなくなりがちです。

少しだけ大きく豪華に見せるためには
手洗い器などをトイレ内に設けて広めにつくります。

その素材もさまざまなタイプがあるので
好みによって、木質、石質、ガラスなどを選びましょう。

上の自然な素材で統一した例です。
カウンター材も無垢材にすることで風合いを楽しむことができます。

床のフローリングはメンテナンスを考慮しながら
無垢フローリングのコーティングの厚いものにしています。

トイレ 手洗い器 施工例

鮮やかな色の洗面ボールとブラックのメラミンカウンターです。
コスト抑え目でも色で工夫することができます。

トイレの床は塩ビタイルの床ですが
店舗用のビニールタイルであれば色も風合いも豊富で耐久性も抜群です。

まるで本物のフローリング床のようです。

ビニール系の床はメンテナンスがしやすく腐りにくいので
トイレ向きの材料といえます。

洗面脱衣室を明るく広くつくる方法。

洗面脱衣室 施工例

脱衣室からテラスが見えるようにしてみましょう。
ドアもガラスで開放感を持たせて見ます。
外からの視線は高めの塀で隠します。

お風呂との間の壁もガラスにして一体感をもたせてみましょう。

太陽の光が入りやすくすることで洗面脱衣室は
朝から爽快なスペースになります。

坪庭 施工例

↑上の画像はバスとキッチンと洗面所の間に中庭を配置した例です。
小さな中庭でたくさんの効果が得られるようにしています。

窓を外部に大きくとることで想像もしてなかったような効果があります。

もったいないけど少しだけ半外部空間をつくることで
光や緑などで自然を感じることのできるスペースになります。

植栽も向こう側は目隠し格子で光をやわらく入れています。

一工夫してバスタイムを楽しく過ごす。

お風呂 施工例

ユニットバスは特注のバスのように広がりを持つことができない
というわけではありません
をできるだけ広く見せたい場合は一工夫してみましょう。

狭いスペースを最大に広く見せるためには
部屋を大きくするだけがただしい回答ではではありません。

最近ではユニットバスでも様々な扉のオプションがあり
窓ガラスを大きくしたりつけるなどの対応は
どのメーカーの御風呂でも大体対応できるようになっています。

洗面脱衣室と一体化して見えるようにします。
ガラスで仕切って大きく見せる窓をつけてみましょう。

トイレも別の部屋にするのではなくしてみるのもひとつの方法です。
視覚的にも大きさも同じ空間にすることでさらに広がりを持つのです。

トイレの一体化については好みがあるので設計打ち合わせの段階で
よく検討して一室化するのがよいでしょう。

お風呂 出れる窓

バスを広く見せる方法に大きな窓を設ける方法があります。
窓の外にテラスや大きな洗面脱衣があれば十分広く感じられるのです。

高級ホテルのバスルームのように雰囲気をオリジナルで作ってみましょう。

コストもやる気さえあれば工夫ができるはずです。
最高のバスタイムが楽しむためにオリジナルのスケッチをしてみましょう。

アイランドキッチンは収納ですっきり見せる

写真は真っ白なアイランドキッチンで
家族で料理を楽しむスペースです。
収納を多めにして扉内に隠すことですっきりした印象をつくりました。
床は白い石調タイルで仕上げてさわやかさと高級感をつくりだしました。
壁は白い珪藻土、汚れのつきやすい部分は
キッチンパネルなどのふき取りやすい材料にして機能的にしています。
白い天板は人口大理石で耐久性の良い素材です。

アイランドキッチン

キッチンをすっきりさせたいときは収納する。
あたりまえのようだけどとっても難しいことなのです。
バックカウンターに収納が足りなくても
横に壁はあればその場所を壁面収納にしてみませんか?
壁に収納を埋め込むとすっきり収まってみえます。
埋め込み収納は建築中に依頼することは難しいことですから
設計段階であらかじめ計画しておくことが必要です。

アイランドキッチンをつくる場合
どうしてもプラン上収納の行き場を失いがちですね。
そうした場合、壁面を利用しながら収納をつくって収納場所を確保します。
その中にポットやレンジも納まるようにする方法もあります。
家電を隠したい場合には扉の中に収めるように工夫します。
色や全体の雰囲気も大事なので壁や床材とバランスをとりましょう。
収納の扉の素材と全体のバランスを考えてコーディネートします。

高窓でダイニングキッチンにやさしい光を取り込む

ダイニングキッチンに高窓をつけるとやさしい光を取り込むことができます。

天窓と高窓の違いってなんですか?

天窓トップライトは天井に着く窓のことです。
高窓ハイサイドライトは部屋の高いところにつく窓です。

天窓は普通の位置につく窓より3倍の光の量が取れるとされますが、
光が強くて暑すぎるということにもなりかねません。

高窓

高窓も上のほうから光を取り込むので明るいのですが
天窓ほどの直射日光は期待できない反面、
柔らかな光を取り入れられることが可能になります。

むしろ心地よい方位に窓をつけることができるのです。

いままで建築した施主の意見ですが、
朝とても気持ちよくつけてよかったと好評です。

空が見えるというのも満足度が高い要素になっているようです。