テラスの床をタイルで防水を隠す。
木造住宅のテラスは防水層の表面が露出する場合が多い。
コンクリートのマンションに比べて軽量化をはかりたいこと
そして防水の保護にモルタルを塗るということが一般的ではないからだ。
結果としてFRP防水やシート防水、ゴム系の防水の表面が露出する。
見た目に気になるのでデッキを上から敷くことで見た目を改善する例もある。
木材は軽いのですのこ状のものを表面を手軽に置くのは
簡単でよい手段といえる。
デッキ材のほかにタイルの質感を作りたい場合がある。
タイルというのはモルタル下地を使うと重量が増える。
さらにモルタルを流し込んだ場合メンテナンスするときは
一度はがして施工をやり直すことになる。
手軽にメンテナンスができてテラスにタイルを敷く方法がある。
タイルの下に樹脂製のパッキンがついているので
タイルの下を水が流れることができて防水の表面も傷めない
軽量なテラス用のタイルパネルである。
素人でもつなぎ合わせて簡単に敷きこめるので
竣工後に自分で施工すればかなりコストは抑えられる。
写真は山本関西プロデュースのテラス用タイルだが
表面の質感と白い表情が秀逸だった。
こうした規格のある商品はサイズが空間に合わない
端の部分を何らかの方法でカバーしなければならないが
施工例では白い玉石を使った。
水はけがよいことと隙間を埋めるのに自由なことが便利で
寸法のあわないところを風情よく埋め合わせる。
草や葉っぱなどごみも石の表面で防ぐことができる。
写真の施工例は2階の浴室の前にプライベートなテラスを設けた場合
脱衣室とユニットバスに常時明るい光がさんさんと降り注ぐ。
木造住宅では作りにくかったテラスの床をタイルで作りこみした。
メンテナンスのときはばらして取り除くことができる。
カテゴリー: エクステリア,屋上テラス | Tags: ベランダ バルコニー, ルーフバルコニー, 屋上テラス 戸建