キッチンカウンター タイル

キッチン タイル カウンター

タイルでダイニングのカウンターを作ります

木製のカウンターを対面キッチンの配膳台にするのは
素材のやわらかさが食器を守ってくれるからです。

石やタイルのカウンターだとどうしても硬いので
食器が壊れてしまうイメージがあります。

逆に食器を強く置きそうな部分だけマットを敷けば
イメージは自由にしても差し支えないという事になります。

見た目に好きな素材をダイニングキッチンのカウンターに使ってみましょう。
さわやかな白のタイルで部分的に色をかえるのも上品です。

スキップフロア

スキップフロアで空間を分ける設計例です。

ワンフロアのスペースで広く見せながら
空間だけを2つに分ける方法があります。

一部屋の真ん中部分に40~150cmぐらいの段差をつけて
階段などで行き来ができる状態にします。

視線は別々になりながら天上がつながった状態など
空間を大きく感じながら居場所を分けることができます。

スキップフロア

大きく段差をつける場合は手すりなどで落下防止をしますが
小さな段差であれば階段のみで開放感を演出します。

階段を介してリビングとダイニングを分けたり
大きな寝室の真ん中でスキップさせてアクセントにします。

スキップフロアの下の階はどちらかの天井を
高くすることができたりします。

キッチン 収納

キッチンカウンターの下にマガジン収納を設けてみます。

アイランドキッチン

新聞やDM広告、フリーペーパーをはじめ雑誌類
インターネットが普及した今でも紙媒体のメディアはなくならないものです。

そしてこのペーパー類はダイニングやリビングのインテリアを
著しく変えてしまうことにもなります。

望んで買った雑誌はともかく捨てがたい手紙類などは
昔から片付かない元になっていることも多いのです。

キッチンカウンター タイル

そこで、ダイニングやリビングにちょっとした収納を設けて
上手に隠してしまったり効率よく収納します。

ダイニングの対面キッチンの壁などは比較的あいてることあり
収納を増やす場所としては最適でしょう。

またすぐしまえる位置というのも嬉しいことです。

生活空間に最も近い場所に収納を増やすことで
すっきりとしたインテリアが実現します。

天井の高いリビング

吹き抜け

大きなホール、吹き抜けのリビングは希少価値があります。

何もおかなくても大空間はその迫力でデザインをすることができます。

すっきりとシンプルで吹き抜けのあるリビングはありそうでないものです。

容積が広ければそれだけ空調も必要、勇気のある決断だとは思います。

特に戸建ではそれが可能になります。

マンションではまず大空間で2層吹き抜けのホールはありません
あったとしても戸建ほどの大空間はなかなかできないものです。

戸建なら玄関もリビングもダイニングも大きなホールにすることができます。

大きな空間は希少なデザインなのです。

対面キッチンを選択しない場合

ダイニングキッチン

大きなLDKに対面キッチンは主婦の憧れで
当たり前のように設計に含まれていることもありますが
私が設計をしていく中で対面キッチンを選ばない場合があります。

ダイニングのスペースに限りがある場合
外部の景色や眺望がよくキッチンから見える場合
施主が高齢で、今まで対面キッチンではなかった場合
造作のキッチンを特注でつくり、きれいにデザインできる場合などです。

対面キッチンはダイニングテーブルとの距離も出来るので
食事の際の配膳や持ち運びが不便と感じる例もあります。
中には対面キッチンに慣れなくて困っている人もいるほどです。

対面キッチンの良いところは作業しながら
視線はリビング・ダイニングと一体化できることです。
反面、ダイニングからの距離は少し増えるので
移動距離は長くなります。

キッチンの形態で主婦の作業のしやすさが変わるのですから
キッチンをいつも使う人の意見を尊重するのが良いでしょう。

ダイニングに作り付けの収納を作る

ダイニング 収納

ダイニングに収納スペースを作り付けで増やしてみます。

住宅の壁に置き家具で収納をつけるのも良いのですが
注文住宅の場合は作り付けで家具を配置すると
長い目で見ると部屋を綺麗な状態に維持するのに役立ちます

最近では既製品の壁収納も多数見られますが
壁に固定することで部屋が雑然としない効果があります

作り付け家具の場合、掃除機などの大きなものも
あらかじめ収納場所を設定することも可能になり
より自分の生活スタイルに合わせた場所へ
使いやすい場所へ物を入れておくことが可能になります

奥まった場所ではなくすぐ出し入れできる場所につくるのがポイントです

場合によっては壁一面を引き戸や開き戸にして
壁を収納化することでさらにインテリアをモダンに仕上げることもできます。

高窓でダイニングキッチンにやさしい光を取り込む

ダイニングキッチンに高窓をつけるとやさしい光を取り込むことができます。

天窓と高窓の違いってなんですか?

天窓トップライトは天井に着く窓のことです。
高窓ハイサイドライトは部屋の高いところにつく窓です。

天窓は普通の位置につく窓より3倍の光の量が取れるとされますが、
光が強くて暑すぎるということにもなりかねません。

高窓

高窓も上のほうから光を取り込むので明るいのですが
天窓ほどの直射日光は期待できない反面、
柔らかな光を取り入れられることが可能になります。

むしろ心地よい方位に窓をつけることができるのです。

いままで建築した施主の意見ですが、
朝とても気持ちよくつけてよかったと好評です。

空が見えるというのも満足度が高い要素になっているようです。