ボールト屋根と天井を作る

ボールト屋根というのは曲面の天井、屋根のことを言います。

まずは屋根の骨組みを局面にしなければなりませんが
鉄筋コンクリート造であれば骨組みを曲面にして施工することで
その下地を利用しながら仕上げます。

R型枠を指定し、鉄筋を特注していきます。

鉄骨造であれば骨組みをRで指定し、
下地材や仕上げ材を打ち付けていきます。

曲面には平面の材料を貼ることは出来ないので
ボードが曲げられるものを選択します

大きな曲面であれば平面を短冊状に小さく区切り
遠くから見たときに曲面に見えるようにすることも可能です。

曲線のつながり部分で違和感がないようにするため
ボードを2重貼り以上にして滑らかな面を作り
パテなどで処理しながら仕上げ工事を行います。

テラスの床をタイルで防水を隠す。

テラス タイル

木造住宅のテラスは防水層の表面が露出する場合が多い。
コンクリートのマンションに比べて軽量化をはかりたいこと
そして防水の保護にモルタルを塗るということが一般的ではないからだ。
結果としてFRP防水やシート防水、ゴム系の防水の表面が露出する。
見た目に気になるのでデッキを上から敷くことで見た目を改善する例もある。
木材は軽いのですのこ状のものを表面を手軽に置くのは
簡単でよい手段といえる。

デッキ材のほかにタイルの質感を作りたい場合がある。
タイルというのはモルタル下地を使うと重量が増える。
さらにモルタルを流し込んだ場合メンテナンスするときは
一度はがして施工をやり直すことになる。

手軽にメンテナンスができてテラスにタイルを敷く方法がある。
タイルの下に樹脂製のパッキンがついているので
タイルの下を水が流れることができて防水の表面も傷めない
軽量なテラス用のタイルパネルである。
素人でもつなぎ合わせて簡単に敷きこめるので
竣工後に自分で施工すればかなりコストは抑えられる。
写真は山本関西プロデュースのテラス用タイルだが
表面の質感と白い表情が秀逸だった。

バルコニー タイル

こうした規格のある商品はサイズが空間に合わない
端の部分を何らかの方法でカバーしなければならないが
施工例では白い玉石を使った。
水はけがよいことと隙間を埋めるのに自由なことが便利で
寸法のあわないところを風情よく埋め合わせる。
草や葉っぱなどごみも石の表面で防ぐことができる。

写真の施工例は2階の浴室の前にプライベートなテラスを設けた場合
脱衣室とユニットバスに常時明るい光がさんさんと降り注ぐ。
木造住宅では作りにくかったテラスの床をタイルで作りこみした。
メンテナンスのときはばらして取り除くことができる。

店舗仕様の表札を依頼してみる

店舗 サイン

写真ガラスモザイクサイン:夜は中が光ります。

住宅用の表札ってありきたりのわりに高価ですね。

石やステンレス、ガラスなど様々なタイプが販売されていますが
なぜか小さな長方形や正方形のものが多いです。

店舗のサインを想像してみてください。

ものすごく自由な発想でサインをつくっていますし。
巨大なものも存在します。

店舗のサインを考えればもっと
自由な表札を考えられるのではないでしょうか?

世の中の繁華街やビルに取り付けられたサインを見てください。

看板って無限のパターンがあるので楽しくなります。

デザイン・素材・大きさ・形、照明の仕込み方、光沢
特注すると考えたらものすごく自由度が生まれます。

オリジナルのアイデアで店舗用の看板屋さんに注文してみましょう。

デッキ材を部屋の床と同じレベルにする。

ウッドデッキ

写真のように床レベルと同じ高さにデッキ材を合わせる方法。

デッキ材をかさ上げして部屋のフローリングにあわせます。

コンクリートのたたきを作ってそのうえに支柱を作り
大引き根太を作ってデッキ材を固定します。

そのとき、デッキの下のコンクリートは水が外に流れるようにしましょう。

あれ、このデッキは床と同じ高さではないですよ。

アルミサッシの窓枠の下にデッキ材を設定しているからです。

それは同じ高さではない。

そこまでいう人はフラットレールというサッシがあります。

窓の下が平坦になって外のデッキ材と同じになるのです。

樹脂デッキ

施工例はフラットレールではなく普通の住宅の規格サッシです。

写真のデッキ材は窓の下にのみ込ませてありますから
雨水が中に入ることはありません。

見た目にほとんど同じ高さだからこれでよいというか
数ミリ単位でもちがわず同じレベルにすべきか?

クライアントであるあなたの決断にかかります。

この枠とデッキの関係を説明して同じにしてほしい人のために
あえて写真を紹介しました。

それを口で説明できないばかりに
雨が中に入るからできませんよ。

冷たく言われないためです。

デッキ材は少し隙間をとって水が下に落ちるようしています。
これは数ミリでよいでしょう。

これは安全そうだからできます。

施工者にそういってもらえる写真ですから
あなたのために役に立てば幸いです。

写真は樹脂デッキで劣化もせず同じ風合いを保ちます。

玄関ポーチのタイルは滑りにくく汚れにくいものにする。

玄関ポーチ 施工例

玄関ポーチの素材も輸入建材など多様なものが流通するようになり
バリエーションも自由自在になりました。

石材以外に小さなタイルから、大判タイルまであります。

白や黒などのタイルや石を選びたいことも多いのですが
ポイントは汚れ落ち、掃除のしやすさです。

外部がアスファルト部分など土が少なければ汚れも少ないですが
玄関ポーチの外が土であればあっというまに汚れる可能性もあります。

タイルを選ぶ場合確かに表面が平滑なものであれば拭き取りはしやすいものです。

ただし、雨や雪が降った場合滑って転倒する可能性も高いのです。

滑らないタイルを選ぶことが重要になってきます。
真っ白や真っ黒の素材を選ぶときは
汚れが拭き取りやすく清掃しやすいタイルを選ぶか
汚れ等が不安なときは汚れの目立ちにくい色合いを選びます。