リビング収納
視線を広げるインテリアデザイン
欄間の考え方を現代に生かす。
天井付近にスリットを設けると部屋が広く見えます。
昔の住宅では襖の上に欄間がありました。
様々な模様や格子など、定番のアイテムでした。
近年ではデザインやファッションの移り変わりもあって
装飾的な欄間は姿を消しつつあるようです。
見た目はともかく、扉の上や壁の上が開いている
スペースが繋がったように感じることは
部屋が広く見えるアイテムになるので
欄間の考え方をモダンにアレンジして見ましょう。
垂直の壁を上のほうだけ途切れることで
横に広がったような錯覚を起こします。
実際につなげて視覚的に広くするとさらに広がりを持ちます。
私の場合通風を兼ねて、住宅の内部の空気の循環を促す
循環装置的な役割で使うこともあります。
空気や光ののよどみをなくすることで爽快な空間を作る為です。
昔の建築パーツに学ぶところは多いものです。
リビングの収納も壁面の空きスペースにちょっと設けると
かなり部屋が片付くので便利なアイテムです。