映りこみするガラスと金属のインテリア

時代を反映して母屋の横に

テレワーク棟が完成

アクセントの壁紙はイギリスのを使用

ツカサテキスタイルEAG-112579

ベースのクロスはサンゲツリザーブで

床はコンクリート調のビニル床タイル

照明はトーヨーキッチンスタイルのクランカーを使用

奥のシェトランドソファとモザイクタイルはトーヨーキッチン

モザイクタイルにブラケット照明を反射させるように配置した

フィリップスタルクデザインのマスターズチェア、

メタルフィニッシュの映りこみが3DCGの映画の様で美しい

シースルーのシェードはたるみをつけて表情を出している

ガラスのテーブルにもスワロフスキーが映りこむ

キッチンのモザイクガラスやメタリックフィニッシュのチェアは

見る角度で反射した色が違うので楽しい

ミニチッチンが家具や壁材で高級に見えて錯覚する

洗面のクランカーミラーには対面のクロスが映りこむ

イギリス製のクロスは

ツカサテキスタイルEAG-112052

大理石のような不思議な縞模様が壁一面に広がる

 

 

無垢材に見える集成材をカウンターに使う

住宅の内装でよく使われる集成材カウンターですが、
集成材の継ぎ目が気になるという方がいらっしゃいます。

そこで無垢の木材のカウンターの方が風合いが良さそうなので
タモの無垢材とかを使ったことがあります。

風合いは良いのですけれどもやはり数年するとねじれたりすることがあり、
長年の事を考えると経年変化がリスクがあるというのは避けられないこともあります。

無垢材の風合いで集成材がないかということなんですけれども、
チャネルオリジナルという会社のフリーボードというのを私はよく使っています。

フリーボードの特徴ですが縦のラインの継ぎ目はあるけれども
長手方向にたいしてブツブツと切れる線がないのが特徴です。

そのため流れる方向に対してしっかりと木目が伸びるため
無垢の木材に似たような風合いを保つことができます。

見た目はほぼを無垢材に近いので
自然素材自然塗料などのコーティングをして使うことがあります。

床を無垢材にした場合とか内装がナチュラルな場合に
非常に見栄えが良く自然な感じに収まるので気に入って使っています。

住宅のインテリアをスチール手摺でモダンにする。

モダンリビングの雑誌などで階段の施工例などを見ると
手すりをスチールでつくり
シンプルな色でまとめているのを見かけます。

スチール手すりの発注と塗装工事が必要になります。

塗装は工場で塗装してくる場合もあり
焼付塗装だとさらに塗装の精度の良いものになります。

木製階段にスチール製の手すりをつける場合
支柱や支えるところが少なすぎると
足元のビス、ネジが緩む原因になります。

 

 

手すりの形状はフラットバーのような四角い板
丸パイプ、丸棒など様々な種類があります。

大きな部材は丈夫な反面モダンに見えない場合があるので
プロの意見を良く聞いてサイズを確定しましょう。

手すりの桟が少なすぎると、
子供が落下しそうで怖い等の理由で
網などを後で買わなければならないようになります。

もしくは網をしばらく張っておく覚悟で
すっきりとした手すりデザインにする方法もあります。

手摺の桟の間隔をどこまで細かくいれるかも
見た目のシンプルさに大きく影響してきます。

半透明のカーボネート手摺でインテリアを作る。

参考の画像はツインカーボネートの手摺です。

スチールの手すりにカーボネート板で半透明の仕切りで

光は通して視線は遮っています。

暖房効率など空調的にランニングコストを抑えたい場合
小さなエリアで仕切りを設けて寒い季節でも暖かくすごしたい
でも、大きな空間として見えたい場合
ガラスのような透明な仕切りを設けることで
解消する計画もあります。

また、光だけを入れたい、見えたくない場合
透明なガラスの場合、見えすぎるイメージが合わないため
フィルム貼りのガラスやカーボネート板で
仕切りや引き戸などを製作して間仕切りします。

住宅の内部にファミリーライブラリーをつくる

廊下は部屋と部屋をつなぐ通路だけに考えると
多少もったいない感じがします。
そこで壁面を本棚や収納にしてしまう発想をしてみます。

まずは本棚を埋め込んで見ます。

本棚に囲まれるとかなりの圧迫感があるので
通路の片側だけ収納棚にしたり、
棚の上に窓を設けて光を取り入れたりします。

吹き抜けの手すりを本棚にして本棚の上は開放すると
開放感がありさらに収納力もアップします。

この場合家具で作ってしまう方法と
簡易的に棚板のみをダボレールなどで
固定する方法があります。

本棚の間から外へ出ることのできるプランや
廊下を少し広めにとって座り込むことができる
そんなゆとりのあるプランニングをつくることで
長い目で見れば生活にゆとりができて
自分に還元されると考えてよいのではないでしょうか。

住宅のインテリアにニッチを作る

壁にくぼみを設けて飾り棚をつけるアイテムを
ニッチと呼びます。

廊下の突き当たりや玄関ホールなどに配置して
無愛想だった空間にアクセントをつけるためにつかいます。

ニッチのくぼみには台をつけるのが通常です。
木製の台、大理石の台など、一工夫で見栄えが変わります。

サイズにや奥行きによって大きくデザインが異なるので
オリジナルのデザインを色々と考えて見ましょう。
またくぼみの上部にダウンライトなどの照明を仕込んだり
天井のスポットライトで照らすなどの照明の効果でも
驚くほど見栄えが変化します。

カウンターをガラスで作り、照明を仕込む
店舗のようなつくりも住宅に取り込むことができます。

手間はかかるので、一箇所当たりいくらか
追加を請求される場合もありますが
デザイン次第では空間を劇的に変化させるアイテムになるので
スケッチを描いて施工者や設計事務所に渡してみましょう。

建築雑誌から写真をコピーして渡すのも良いとおもいます。

ガラスブロックを住宅に使う方法

ガラスブロックを上手に利用する方法

住宅内部でガラスブロックを上手に利用することで
個性的なインテリアを作っている事例も多く見られます。

ガラスブロック自体はネットなどでも価格が公表されており
高額ではない価格で手に入れることができるようになりました。

ガラスブロックは連続して大面積で使用する場合
縦も横も3列に1本ほど鉄筋を入れて
転倒や崩れるのを防止します。

1列程度のスリットや1個づつの
上手な利用方法としては内部の壁に使用する方法です。

 

外部に使用した場合
ガラス入りのサッシと同様に防水の納まりため
アルミやステンレスの枠が必要になります。

内部の場合防水はいらないので
内部の壁にアクセントとして使用した方が割安となります。

また、ガラスブロックの種類によっては
透明なものや半透明、色つきのものもあるので
シンプルに無職のものや、色つきで1色2色3色と
デザインしていく方法もあります。

使用する場所の例としては
子供部屋の廊下の間の壁やトイレの壁
リビングと玄関ホールの間に大きく配置して光を取り入れるます
光の演出のできるスペースであればどこにでも使用可能です。

ガラスブロックは使い方や配置によって
クールにもかわいいデザインにもなるので
好みに合わせた色やデザインを心がけましょう。

戸建て住宅の天井を高くする方法

勾配天井のインテリアはどうやってつくるのか?

勾配天井とは部屋の天井が屋根なりに勾配になっていること
吹き抜けのような天井の高い空間のように
屋根の勾配を利用して天井を高くすることを主に言います。

屋根勾配を利用するので勾配天井にしたい部分の上部は
テラスや部屋ではなく、屋根になっている必要があります。

1階のリビングやダイニングも上に部屋がなければ
天井を屋根なりに高くすることが出来ます。

吹き抜けというと容積が大きくなるので、
暖房効率が気になってしまいますが
勾配天井ですこし天井をあげる場合は
部屋の容積も少しだけ増えるだけなので
極端に暖房効率が落ちることもありません。

インテリアも少し天井が高くなるだけで
大きく雰囲気が変わります。

また、勾配が付いているので
デザイン上個性的な雰囲気が演出でき
想像以上に豊かな空間が得られるケースが多いです。

少しの工夫で広がる空間のアイデアですが
あらかじめ間取りの工夫がいるので
意図して間取りを作らないといけません。

ボールト屋根と天井を作る

ボールト屋根というのは曲面の天井、屋根のことを言います。

まずは屋根の骨組みを局面にしなければなりませんが
鉄筋コンクリート造であれば骨組みを曲面にして施工することで
その下地を利用しながら仕上げます。

R型枠を指定し、鉄筋を特注していきます。

鉄骨造であれば骨組みをRで指定し、
下地材や仕上げ材を打ち付けていきます。

曲面には平面の材料を貼ることは出来ないので
ボードが曲げられるものを選択します

大きな曲面であれば平面を短冊状に小さく区切り
遠くから見たときに曲面に見えるようにすることも可能です。

曲線のつながり部分で違和感がないようにするため
ボードを2重貼り以上にして滑らかな面を作り
パテなどで処理しながら仕上げ工事を行います。

ウォークインクロゼットの中にアクセサリー用のガラス棚をつくる

参考の施工事例はウォークインクロゼット内部のガラス棚です。

この棚はアクセサリーを陳列するための棚で
可動棚になっています。

設計段階では合板にポリ白の白い棚の予定でした。
現場でガラスに変更したのですが

コストはほとんど変わりませんでした。

アクセサリーを載せるだけという軽さのせいもあると思います。

棚の上部からダウンライトで照明を当てて
ガラス付近がぼんやり明るくなるようにしています。

何の変哲もないウォークインクロゼットだったものが
ガラスの棚と照明だけでおしゃれなスペースに見えました。

変更してよかったなといったところです。

さすがに重いものを乗せるようにはできてはいませんが
小物をおく棚としてウォークインクロゼットの中だけでなく
他の場所でもつくることができたなあといった感じです。

子供部屋に作り付けベッドを作る

子供部屋スペースに作った作り付けベッドをつくった施工例です。

子供部屋にベッドを購入して配置するのもよいですが

限られたスペースの中では壁に埋め込んだベッドルームがあれば
他のスペースは広く使うことができます。

昔あった寝台電車(いまもあるかな)のように
ワクワクする要素もあるでしょう。

そして子供は狭いところにこもると喜ぶ。

自分の部屋にさらに自分だけのスペースがあれば
隠れ家的にあってさらに子供が喜びます。

人の家にないアイテムが新築の自分の家にある。

こんなに楽しいことはないでしょう。

反対側のスペースを反対の部屋でベッドにすれば
スペースはさらに有効活用できます。

作り付けベッドを作ってみましょう。

収納の通気をドアでとる

収納内に湿気がこもってカビなどが生えたらいやですよね。

空気がこもる対策としては通気するに限りますが
収納内に窓を開けるのは中のものが日焼けしそうでできないことがあります。

ウォークインクロゼットや納戸では窓つける方法もありますが
奥行きの浅い収納では収納扉を通気性のよいもlのにします。

木製のルーバードアは既製品でも販売されており
独特の風合いがあるのでインテリアとしても利用できます。

室内からの自然な空気が収納内に流通するので
カビなどを防ぐ効果があるでしょう。

ただしほこりなどの対策にはならないので
クロゼット内の洋服への誇り対策も必要です。

北の窓は意外に明るい

南が広く庭になった敷地、東西に長い家は快適です。
それは誰しもが欲しがる環境だし気持ちよいのです。
マンションの場合は多くの場合その条件を満たすことができます。
ところが戸建の場合その条件の土地は高額です。
東西に長く南の開いている敷地で希望のエリアを探す。
かなりの予算を必要とします。
身の丈にあった価格で土地を探して購入する場合
間口が狭く、南北に長い土地、東西に長くても
南側がふさがっている土地も多いのではないでしょうか?
もしくは今お手持ちの土地がそうかもしれません。

東、西しか光が取れない。
その条件でも十分光は確保できるし快適です。
問題は北しか光がとれない。
北側の眺望がよく条件がよい場合です。
まずは北側の窓は明るいということを知らないといけません。
オフィスや勉強するスペースにはかえってよいです。
光は反射するものですので北の土地に反射して
天気の良い日は明るく見えます。
どうしても温度が上がりにくい場合
天窓や、南の高窓で補います。
北向きの土地でも十分明るい部屋はできます。

ロフト階段を収納にする

収納 ロフト階段

ロフトへの階段を収納棚やパソコンデスクにしてみました。

ロフトへの階段は木製やアルミのはしごが良く見られます。

少しそっけないな、もう一工夫欲しいな
そう思ったらデザインしてみましょう。

比較的簡単なのが木製の階段をデザインする事
スチールの梯子にして色を塗ってもおもしろいです。

さらに実用的なデザインすると
収納付の階段をデザインしちゃう事
特注家具がそのまま階段になるイメージです。

完成のときちょっと達成感があります。

ありそうであまり見ませんからね
昔の民家なんかでありそうですが雑誌でしか見ませんね。

実際作ると確かに少し登りにくいような気はします。

でも見た目に楽しいですね。使えますしお薦めです。

和室 おしゃれ

和室のマジック、垂れ壁は板の間を作らなくてもつくれる。

和室 インテリア

スペースの関係で床の間をあきらめても
空間に床の間のような雰囲気を作ることは可能です。

現在でこそ床の間を半間とか1間の幅間取りして
しっかりとしたスペースを確保する和室は多いのですが
京都の茶室や昔の書院などは
工夫して床の間らしきスペースを作っている例も多く見られます。

和室の作法については何が正しいということを気にせずに
自由に楽しんでいただければよいのだと思います。

写真の施工例は和室に曲線の垂れ壁をつくっています。

垂れ壁のある部分は特に板の間を増やすわけではなく
通常の間取りのまま作ることが可能です。

垂れ壁の短部を途中で止めておけば畳の寸法には
まったく影響なくデザインすることができます。

和室 モダン

垂れ壁の部分はビニルクロスなどの材料で施工が可能です。

ビニルのほうが伸縮性があるので珪藻土クロスなどの硬いクロスよりも
折り曲げに適しているというのが現場の意見でした。

合板で下地を作るときにはクロスを張り込むときに
手の入る寸法だけ壁に奥行きを作っておきます。

曲線部分はうすいベニアを使っておさえていきます。
垂れ壁部分は土壁長クロス、奥の部分はアクセントで
柄の入ったクロスを使用しています。

塗り壁や和紙を使うのもよいですが
ファミリールームとして使う場合はお子様の手に触れるので
あえて高級な材料を使わなくてもよいでしょう。

カジュアルなクロスとクラシックな風合いも
組み合わせによっては本格的な和室よりも面白く仕上がります。

店舗の畳スペース、小上がりでよく見られるのですが
和室らしい風合いはフェイクでもベースに使用したほうがそれらしく見えます。

すべてをモダンなクロスで仕上げるよりも
ベースを土壁、じゅらくのようなクロスにして
ポイントでモダンな柄を使うほうが和室らしく仕上がります。

天井はアジアン調の編みこんだ柄のクロスでも合わせられます。

オリジナルのデザインと組み合わせを工夫してみましょう。

吹き抜けのインテリア

個室から吹き抜けに窓を取ることで
コミュニケーションを誘発します。

木パネル 内装

個室を2階に配置する例は間取り上良く見られます。
個室にこもってしまうとどうしてもコミュニケーションがとれず
家族のつながりが薄いような気がする。
そうした場合リビングの吹き抜けと個室を窓でつなぐ、

リビング 吹き抜け

立体的にとなりにあるような感覚でプランする方法があります。
個室の壁についている窓をあけると
リビングを上から見下ろせるようにする配置にすることで
上下に分かれている感覚から、
隣に部屋がある近さに感じられるようにします。

キッチンカウンター タイル

キッチン タイル カウンター

タイルでダイニングのカウンターを作ります

木製のカウンターを対面キッチンの配膳台にするのは
素材のやわらかさが食器を守ってくれるからです。

石やタイルのカウンターだとどうしても硬いので
食器が壊れてしまうイメージがあります。

逆に食器を強く置きそうな部分だけマットを敷けば
イメージは自由にしても差し支えないという事になります。

見た目に好きな素材をダイニングキッチンのカウンターに使ってみましょう。
さわやかな白のタイルで部分的に色をかえるのも上品です。

対面キッチンのインテリアを大工工事で作る

ダイニングキッチン

コストダウンしたいときは大工工事でデザインしてみます。

ちょっとしたアイデアで、大工さんに少し努力をしてもらうと
面白みのある天井やキッチン上が棚になったりします

コストになかなか現れないのは大工事です。
大工さんの努力に頼ってデザインを強化します。

設備や家具や素材のグレードアップはコストが明快にあがります。

梁の露出、天井を一部あげる、照明BOXをつくる
棚を作る。カウンターを作るなど
棟梁に少しがんばってもらえば空間は大分見た目が変化します。

設計図の段階で大工さんにがんばってもらうパーツを考えます。

少し手間がかかっても頼めばがんばってくれるのが大工さんです。

間接照明 住宅

間接照明は店舗だけのものではありません

間接照明

間接照明はすっきり照明を収められるので
インテリアをつくるときにはお役立ちアイテムです。
くぼみを作って照明を入れるだけでよいので比較的簡単な工事です。
カウンターの下や家具の下なども間接照明にすることだけで
空間を演出してオリジナルの空間をつくることができます。

ガラスブロック カウンター

レストランや商業スペースに行くと間接照明で
インテリアをコーディネートしている例も多く見られます。

間接照明は住宅では無理だとあきらめているのか?
住宅の照明で間接照明を使う例は多くはありません。

住宅用の照明の性質上、段階に明るさを調節したり
蛍光灯が明るく好まれたりすることから
そこまでの照明インテリアに踏み込んでいないのかもしれません。

洗面台 鏡

洗面所を全面鏡にすると広く見えます。

洗面・脱衣室が広ければよいなと思っても
全体の大きさと予算を考えたら大きさは限られてしまうことも多いはず
限られたスペース内で洗面を広く見せる方法があります。

鏡を大きく取る方法です。

 洗面台 人気
天井近く2Mぐらいまで高くして巾も大きなものにします。
鏡の写りこみ効果で部屋が広がったようにみえます。
フラットな鏡の方がより壁のように感じられるのでお勧めですが
収納量が必要な場合は鏡の後を収納のタイプの収納鏡にします。
カウンターの上から鏡にしてしまえば
かなりの広がりが得られます。
水が心配であればカウンタ上10cmぐらいをタイルなどに仕上げて
鏡がぬれないようにしてもよいでしょう。
注文住宅ならでわのオリジナル洗面台をつくってみましょう。

リビング収納

視線を広げるインテリアデザイン
欄間の考え方を現代に生かす。

天井付近にスリットを設けると部屋が広く見えます。
昔の住宅では襖の上に欄間がありました。
様々な模様や格子など、定番のアイテムでした。

近年ではデザインやファッションの移り変わりもあって
装飾的な欄間は姿を消しつつあるようです。

リビング インテリア

見た目はともかく、扉の上や壁の上が開いている
スペースが繋がったように感じることは
部屋が広く見えるアイテムになるので
欄間の考え方をモダンにアレンジして見ましょう。

垂直の壁を上のほうだけ途切れることで
横に広がったような錯覚を起こします。

実際につなげて視覚的に広くするとさらに広がりを持ちます。

私の場合通風を兼ねて、住宅の内部の空気の循環を促す
循環装置的な役割で使うこともあります。

空気や光ののよどみをなくすることで爽快な空間を作る為です。
昔の建築パーツに学ぶところは多いものです。

リビングの収納も壁面の空きスペースにちょっと設けると
かなり部屋が片付くので便利なアイテムです。

光を通す階段の作り方

光の降り注ぐ階段のつくりかたを紹介

鉄骨階段

普通の階段のでは足で踏む部分は木材や鉄板などの
光を通さない材料で作ることが多いです。

かろうじて蹴上げと呼ばれる部分の板をなくして
シースルーの階段をつくり、
視覚的に開放感を得るようにすることがあります。

さらに階段の下を光で照らす方法があります。

螺旋階段

穴の開いた床板を使用する方法です。

その踏む部分を板や鉄など光をさえぎってしまう部分に
グレーチングやパンチングメタルを使用すると
階段下にやわらかく光が降り注ぐことになります。

ある程度の開口率があれば光は階段をすり抜けて
地面まで降り注いでしまうのです。

上にのったときに少し怖いですが、そこは慣れです。

ガラスブロックをインテリアに使う

ガラスブロック

ガラスブロックは視線を防ぎながら
光を入れるのに重宝するアイテムです。

ガラスが正方形なので見た目に障子代わりに使えないか?
そう思って和室に使用してみました。

スリガラスのタイプのガラスブロックを使用したせいか
見た目に畳スペースと相性は悪くなかったです。

紙に比べて少し冷たい印象があるので
モダンな和室向けにインテリアを作る素材としては使えます。

トイレの内装をタイルにしてみる

トイレ インテリア

トイレの角をガラスモザイクタイルで曲面にしてみる。

トイレのような小さな空間ではデザインする要素は限られてきます。
まずはトイレ本体、手洗いタオルバー、紙巻器
天井や壁材、床の素材、収納の形や色、カウンター
空間そのもの変化をつけるときは一部を曲面にしてみます。
滑らかな曲線が小さな空間でアクセントになります。

曲面にガラスモザイクタイルを使用して、曲線が目で見えるようにしました。
トイレをタンクレスにすることで壁がより見えやすくなり
モダンな印象をつくることができます。
幅が少なくても手洗いはつきますので工夫して配置しましょう。

モザイクタイルでキッチンカウンターを作る

モザイクタイル カウンター

写真はがたがたと不ぞろいな白いモザイクタイル
タイルの一つ一つの精度の悪さが風合いをよくしている
光の反射が平滑でなければないほどバラつきが出るので
結果的に白い材料が温かみをってくれるように仕上がった。

この合板はペンキを塗ると木のチップのあらをひろう。
それを利用してただペンキを塗ればごつごつと荒い仕上げになる。

モザイクタイル キッチンカウンター

写真で遠目からみて同じ白い質感に見えても
クロスの場所、白いタイルの場所
あらあらしいOSBの合板に塗装したもの
ポリ合板でできた扉部分などが混在している。

まったく無色でも光の反射が違えばさまざまな表情を見せる。

やさしい住宅と白っぽい無機質なものを共存させるとき
一部分でも人の手の暖かさ
職人の血の通った荒い部分を残すことで
白く清潔感もちながらやさしい風合いの家になる。

写真のカウンターは
サンワカンパニー
プチメゾンモザイクタイル

アクセントクロスでインテリアを作る

アクセントクロス トイレ

これはクロスの貼りかえだけでデザインできる方法で
コストも全く増えることなく
デザイン性だけを向上する事のできる術です。

白いクロスの部屋の1面のみを柄のあるクロスにする
色の付いたクロスにするという方法もあります。

トイレなどの小さな部屋や子供部屋で遊び心を出したいとき
失敗が極めて少なく仕上がる方法です。

アクセントクロス

全面を柄にしてしまうとくどくなりますが
ポイントだけなのであっさりとまとまる効果もあります。

特にトイレなどは何もしなければデザイン性もありません。

好きな色を突き当たりに使う、側面に使うなどで
かなりの面白みが出ます。

子供部屋も各部屋で雰囲気ががらりと変えることが可能です。
1面のみなのでリフォーム覚悟で遊んでみるのもありと思います。

石材をインテリアに使う

インテリア 石

石材やタイルなどは素材と貼り手間が若干コストがかかるので
あまり内装で見かけません。

でも、内装で使っている家はあるのです。
部分的に使用するだけで大分高級感が出ますね。

全部貼ろうとすると予算がかかります。

部屋のある部分だけとか、廊下のある部分だけとか
キッチンの入り口付近とか
少しのスペースだけであれば面積もさほど大きくありませんから
人工代と材料代をあわせても
全体の工事費を大幅にアップしてしまうボリュームにはなりません。

そのデザインで家が高級に見えるメリットもあるので
好きな材料があれば検討してみましょう。

化粧梁でインテリアにする

化粧梁

構造の梁を化粧梁としてみせるインテリアの紹介

空間に少しアクセントを付けたい場合
天井の高さを変える方法があります。

リビングダイニングの一部分の天井を高くするなどの方法ですが
ただし構造体が露出しないと高くならない場合も多いのです。

発想を転換すれば化粧で梁を見せる事で
30cmも高くすることが可能だったりするのです。

構造体を見せる場合はあらかじめ梁の方向や
梁の出っ張りなどを均一にしたい事も多いので
構造図、軸組み図でサイズを調整します。

ばらつきがある場合は大きいほうに合わせたりします。

全て梁を出すと暗くなるのでちょっとだけ見せると
自然なインテリアになって面白みも出ます。

和室のカーテン

和室 カーテン

和室といえば障子です。定番のデザインですので和室らしくて良いのですが
モダンな和室であれば和紙調のプリーツスクリーンでコーディネートが出来ます。

ハリセンのように折りたたまれた紙のカーテンを想像してください。
メリットは障子のように半分残らないので
開放すると明るい部屋になること
締め切った状態でも和紙特有のやわらかい光が部屋に入ります。

そして色や柄が豊富なことも魅力のひとつです。
プレーンな和紙や青、黄色、赤などの和紙もあります。

外人の人が住む和室のようにモダンな仕上がりを
作法にとらわれずコーディネートするのも楽しいものです。

リビングを白い床タイルにする

真っ白い内装がうける理由

白い床 タイル

近年のインテリアの傾向では
真っ白い壁や場合によっては床まで白い等
すっきりとした印象の内装が好まれているようです。

モダンなインテリアが流行しているということと
どんな家具にも合わせられるので無難といったこともあるのではないでしょうか?

背景に色をつけないので自由度がある
自分でコーディネートしやすいから
部屋を明るくしたいから
様々な理由があると思います。

最終的なインテリアの色の数が多いと
よく言えば温かみのある内装、
悪く言えば雑然とした空間になります。

また、様々な色が隣り合わせになることでより温かみが増します。
間に白い色を挟んで色の付いたインテリアを配置すると
クールな印象になります。

壁の色が濃ければしっとりと暗くなり
照明の反射も少なくなるのでインテリアは暗くなります。

ビニル床タイルで床のパターン貼りを楽しむ

インテリア 市松模様

住宅の床材といえば畳やフローリングが
良く知られているところです。

でも、デパートやスーパー、店舗などでは
床を見ているとビニールの床材をパターン貼りして
楽しい雰囲気を作っているのを見かけます。

住宅ではしてはいけないのでしょうか?

ビニールという材質が受け入れられないので
あまり注文住宅では見られないということだけで
賃貸の住宅では当たり前にクッションフロアの
フローリング風だったりします。

リフォームや注文住宅でインテリアデザインをもっと楽しみたいときは
あえて、ビニール床タイルやリノリウムを使ってみます。

店舗用のカタログならばバリエーションは驚くほど多く
見た事もないような質感の床材が多数存在します。

磁器質タイルに比べて施工の難易度も簡単で
色をあえてパターンで貼り分けて施工すれば
オリジナルの柄を自宅で楽しむ事が可能です。

ホビールームや書斎、ゲームスペース、などの
娯楽室はもっと明るく楽しげな雰囲気をデザインしてもおもしろいです。

エコカラットを玄関に使う

エコカラット 玄関

エコカラットをアクセントウォールをつかってみる。

イナックスのエコカラットが登場したとき
その壁の吸湿性の機能ばかりが売り文句になって
水をかけてみたり、湿気のある場所につかってみたりした。

クロゼットの中に使ったこともあった。

クロゼットの中に使うには何かもったいない感じもしたが
エコカラットのほかのよさを最近は面白いと思っている。

まず、材料の軽さがあるため施工性のよさがある。
そして、さまざまな大きさや、テクスチャーが存在している。

石を貼ろうと思うと下地からかえなければならない部分
もともとクロスを貼るべきだった場所にも間単に施工できるのだ。

目地込まなくてもよく突きつけで圧着貼りができるので
仕上がりも美しいものになる。

吸湿性はプラスアルファの機能と考えて
リビングや玄関ホールなどのアクセントに使用しても面白い。

なにもなかった壁が、ぐっと高級感を増したりするのだ。

写真の施工例は300角の絞り模様のエコカラットを
市松に貼らずに、縦ラインが通るように貼り付けたもの
カウンターはチェリー色で厚みを持たせたデザインとすることで
フェイクのぺらぺらな印象をかたちでおぎなって面白みをつけた。

このエコカラットの最大の強みは吸湿、やきものというキーワードから
イメージ的に癒しの意識が空間にもたらされることだ。

玄関ホールはこのアクセント壁で癒しの要素が加わることとなった。

すのこで廊下を作れば光は下に落ちる

採光 住宅

2階の廊下をすのこでつくった場合
光は隙間から下の階に落ちるようになります。

もちろん下が見えるので少し怖い。

デッキや縁側などでは地面が近いので怖くないのですが
2階の床になったとたん
折れたらどうしよう、下に落ちたらどうしようと
心配になってしまうのです。

折れないような太さの材料でつくれば全く問題ないし
下地の間隔を細かくすれば折れにくくなります。

30cmや45cmぐらいおきに下地を入れると安心感がまします。

90cmおきでも実際は床の根太がそうですから
問題はないといったところです。

どうしても怖い場合はカーボネート板を上に乗せると怖くなくなります。
半透明だと光を通すゆかになります。

船舶用のアイテムを購入して住宅に使う。

船舶窓 住宅

船舶用のアイテムは船用に開発された。
防水仕様の船舶照明や船舶用の丸窓などがあります。

もともとは船で仕様するものですが
インテリアやエクステリアのアイテムとしても
充分通用するものなのでネット販売などで購入して
施主支給で工務店につけてもらってデザインしてみましょう。

以前はネット販売などもなく、
特殊な流通経路でなくては入手困難なものでした。

近年インターネットショップなどでも購入できるようになり
しかも、低価格なのも魅力です。

船舶用照明は反射光も綺麗で
玄関ポーチ・階段などに使うと綺麗です。

防水・耐久性もあるので外部使用も可能です。

船舶用窓は書斎や子供部屋のアクセントなどに利用できます。

外部の窓に利用するには収まりが特殊なので
住宅に使用する場合は内部の方が無難です。

半透明のカーボネートを扉に使ってみる

ツインカーボ 扉

引き戸や扉にガラスではなくカーボネート板を使うことがあります。

ガラスのような透明感や冷たさが必要ない場合や
うっすらとだけ見えたい場合にツインカーボという材料を使います。

半透明の扉の向こう側の見え方ですが光が屈折して
人影だけが見えるか見えないか程度です。

光は充分に通してくれるので目線だけをさえぎるのに適しています。

カーボネート自体はクリアな材料なので
光の屈折を利用して見えにくくなる仕組みです。

襖などの光を通さない材料で仕切るよりも部屋が広く感じられるので
圧迫感が解消できます。

カーボネート特有のプラスティックな質感も気に入っているので
収納の扉などに使用してわざと半分見えるようにして
風合いを楽しむ使い方もあります。

石のカウンターをネットで注文する

大理石 洗面台

石のカウンターなどの特別な商品も
インターネットショップで依頼することが可能な時代になりました。

小さなカウンターなどはさほど驚く金額ではないので
オリジナルのパーツを作るうえでは役に立つ素材といえます。

木のカウンターと違い耐久性・防水に優れ
重量があり、値段が高いというイメージもあるので
見栄えのする素材です。

小さすぎてチープに見えるような部分でも
石という素材を選ぶとデザインに見える利点もあります。

加工しにくい、一般的に流通していないというイメージがあるので
存在感を楽しめることが出来るのです。

大理石 カウンター

石のカウンターは土台になる家具や下地があれば
上に乗せる、固定する方法で高級な雰囲気を作れるということです。

最近のインターネットショップでは
キッチン用の開口なども自由に出来るので重宝しています。

店舗用のビニールタイルは住宅に使える

店舗用床ビニルタイル
(スイーツ店舗の設計事例)
 

店舗用の床に使用されるビニールタイルをご存知でしょうか?

デパートやレストランの床に使用されているものです。

耐久性や施工性、掃除のしやすさなどから
本物と瓜二つの風合いのものがあります。

住宅用のクッションフロアとの違いは
コーティングの厚みや表面の仕上げの精巧さにあります。

石や木質などのフェイク商品は見た目本物に見えるほどになりました。

触った感触がビニールなので本物志向の人は敬遠するかもしれませんが
掃除・メンテナンスもしやすくは使って安心な素材です。

店舗用ビニルタイル

デザイン性も良いのでさまざまな場所で使用することができます。

また、汚れや水の浸透に強いので本物を使うより重宝する場合があります。

サウナ風の竹で編んだ床や大理石などは
実際のところ手入れも大変で劣化が激しい素材です。

フェイクと割り切ることが出来る場所であれば
トイレや脱衣室の床などの水周りにビニールタイルを使うのもありでしょう。

そのときに、店舗用と覚えておけば質感も選択肢も広がります。

本物により近い質感で施工が可能になります。

周りから室内が見える場所での窓の作り方

カーテン インテリア

周りの視線を気にせずに生活がしたいのです。
新築のプランニングをするときにぶち当たる悩みである。

それは人のすまない山の中に住むか
目の前にまったく人が通らない場所の土地を購入しましょう。
これが正解である。

どうだろう、数年に一度そうした敷地の設計を依頼はされる。
しかし、多くの場合住宅の建つ立地は都市であり
必ず窓の前には家が建ち、家がなくても道路があるはずである。

どうしたら覗かれないようになるのか?
答えはカーテンやブラインドにある。

日本の都市の中で視線を感じない立地などないのだ。

見そうな時間帯は光を入れながらうっすらと視線をさえぎる。
部屋の中から自由自在にコントロールできるカーテンという方法は
意外にもあまりにも定番な方法で、かつ簡単だ。

そんなことは知っています。そういうだろう。
それでも周りからの視線から手早く開放されるには
カーテンというものがとても便利なのだ。

プリーツスクリーン

カーテンは視線をさえぎりながら光を取り込む。
周りの景色の見え方すらこちらの都合で調整が可能。
手元の紐であけたり締めたりすこしだけ景色を感じたり
まったく感じないように光だけ取り入れたり
実は家の中から自由自在にコントロールできる。

視線なんか気にしないで
自由に気持ちのよい方向に窓をとるべし。

そのぐらい気楽に構えてもよいのだ。

シャンデリアの楽しみ方

シャンデリア リビング

シャンデリアの楽しみ方ですが
照明そのものだけ見ても想像がつきません。
そのシェード、傘の部分があることで、どのような影が出来るのか。
影の部分を想像するのが楽しみであり、難しいところ。
写真のシャンデリアも天井に写りこんだ影がポイントです。

そして、写真のスワロフスキーの部分に注目。
ガラス玉に反射した光が漆喰壁に写りこんで、
きらきらと昼間とは違った風景を作り出しています。

リビング 照明

合板や構造パネルを室内で仕上げに使う場合の注意

構造用合板 内装

合板にも仕上げに使う合板と下地用の合板があります

構造用の合板などは等級やシックハウスの基準などが
表にプリントされているので
その表示が入らない場合は
あらかじめないものを購入するか
もしくは後からサンドペーパーなどで削り落とすしかありません。

想像より荒々しい風合いになる場合があるので
本当にその仕上げが好きなのか、イメージに合うのか確認しましょう。

主にシナ合板や松,や杉の合板・構造パネルなどがあります。

木パネル 内装

また、室内の扉などは壁の仕上げに合いにくいので
合うものを選択するか、オリジナルで作る必要も生じます。
合板や構造パネルは安い素材ではありませんので
コストもチェックしてから使用しましょう。

特注ドアを発注して建具職人の腕を知る

特注建具

日本の建材流通のしくみの中で脚光を浴びていないけど
すごい職人がいる工場があるのです。

それは建具屋さんです。

私のお知り合いにも建具屋さんがいるのですけど
家具もつくれるし、特注の建具もつくります。

実は寸法の分かる絵さえあれば何でもつくれるエキスパートなんですね。

建具の材料と家具の材料は似たところがあって
建具でも家具のようにつくりこむ
ドアノブもさまざまな形やデザイナーブランドもあります。

部屋の雰囲気に合わせて遊び心でデザインします。

すべてのドアでなくてもかまいませんし、
玄関ドア以外の雨も防犯なども気にしない自由な場所で
建具職人の技を発揮してもらう方法もあります。

鉄骨階段は木造住宅で重宝する

鉄骨階段 住宅

木造住宅にインテリアとして見栄えの良い
シースルーの階段を作る例も多く見られます。

木の階段との大きな違いは加工して搬入されることです。

現場での組立が少ない為比較的早い段階で現場に設置が可能になります。

現場に階段が早めに設置されると上下の上り下りが円滑になり
作業効率が向上するというメリットもあります。

チェッカープレート 階段

シースルーの階段は光や視線が通りやすいので
部屋が大きく明るく見える効果もあります。

階段下の収納などをつくることはできないデメリットもありますが
インテリアをモダンにつくる為には視覚的効果もあります。

階段下を人が通る際に危険の無いディテールも検討が必要です。

手すりの形状によっては小さなお子様のいる家庭に不向きな場合もあるので
よく打合せしながら手すりの形状を決定していきましょう。

壁面収納の実例

壁面収納

壁面収納と一口に言ってもさまざまな方法があります。

壁一面を全て収納にする方法。
それを扉で隠す方法もあります。

コスト重視でいくなら壁にニッチのような穴をあけて
オープン収納にします。

棚板をダボレールで必要数設ければ本棚としても機能します。

石膏ボード下地ではなく合板下地にするか
補強下地があればある程度の重量にも耐えることができます。

扉で隠す仕様にすれば部屋もすっきりと納まります。

収納は多くあっても邪魔にはならないので
インテリアをすっきりとまとめる為に
工夫して増やしておきましょう。

手洗いカウンター付トイレで少しだけ広くする。

トイレ 施工例

トイレはほかのスペースに比べてスペースが小さくてすむため
コンパクトに収めることで何も疑問に思わなくなりがちです。

少しだけ大きく豪華に見せるためには
手洗い器などをトイレ内に設けて広めにつくります。

その素材もさまざまなタイプがあるので
好みによって、木質、石質、ガラスなどを選びましょう。

上の自然な素材で統一した例です。
カウンター材も無垢材にすることで風合いを楽しむことができます。

床のフローリングはメンテナンスを考慮しながら
無垢フローリングのコーティングの厚いものにしています。

トイレ 手洗い器 施工例

鮮やかな色の洗面ボールとブラックのメラミンカウンターです。
コスト抑え目でも色で工夫することができます。

トイレの床は塩ビタイルの床ですが
店舗用のビニールタイルであれば色も風合いも豊富で耐久性も抜群です。

まるで本物のフローリング床のようです。

ビニール系の床はメンテナンスがしやすく腐りにくいので
トイレ向きの材料といえます。

洗面脱衣室を明るく広くつくる方法。

洗面脱衣室 施工例

脱衣室からテラスが見えるようにしてみましょう。
ドアもガラスで開放感を持たせて見ます。
外からの視線は高めの塀で隠します。

お風呂との間の壁もガラスにして一体感をもたせてみましょう。

太陽の光が入りやすくすることで洗面脱衣室は
朝から爽快なスペースになります。

坪庭 施工例

↑上の画像はバスとキッチンと洗面所の間に中庭を配置した例です。
小さな中庭でたくさんの効果が得られるようにしています。

窓を外部に大きくとることで想像もしてなかったような効果があります。

もったいないけど少しだけ半外部空間をつくることで
光や緑などで自然を感じることのできるスペースになります。

植栽も向こう側は目隠し格子で光をやわらく入れています。

一工夫してバスタイムを楽しく過ごす。

お風呂 施工例

ユニットバスは特注のバスのように広がりを持つことができない
というわけではありません
をできるだけ広く見せたい場合は一工夫してみましょう。

狭いスペースを最大に広く見せるためには
部屋を大きくするだけがただしい回答ではではありません。

最近ではユニットバスでも様々な扉のオプションがあり
窓ガラスを大きくしたりつけるなどの対応は
どのメーカーの御風呂でも大体対応できるようになっています。

洗面脱衣室と一体化して見えるようにします。
ガラスで仕切って大きく見せる窓をつけてみましょう。

トイレも別の部屋にするのではなくしてみるのもひとつの方法です。
視覚的にも大きさも同じ空間にすることでさらに広がりを持つのです。

トイレの一体化については好みがあるので設計打ち合わせの段階で
よく検討して一室化するのがよいでしょう。

お風呂 出れる窓

バスを広く見せる方法に大きな窓を設ける方法があります。
窓の外にテラスや大きな洗面脱衣があれば十分広く感じられるのです。

高級ホテルのバスルームのように雰囲気をオリジナルで作ってみましょう。

コストもやる気さえあれば工夫ができるはずです。
最高のバスタイムが楽しむためにオリジナルのスケッチをしてみましょう。

アイランドキッチンは収納ですっきり見せる

写真は真っ白なアイランドキッチンで
家族で料理を楽しむスペースです。
収納を多めにして扉内に隠すことですっきりした印象をつくりました。
床は白い石調タイルで仕上げてさわやかさと高級感をつくりだしました。
壁は白い珪藻土、汚れのつきやすい部分は
キッチンパネルなどのふき取りやすい材料にして機能的にしています。
白い天板は人口大理石で耐久性の良い素材です。

アイランドキッチン

キッチンをすっきりさせたいときは収納する。
あたりまえのようだけどとっても難しいことなのです。
バックカウンターに収納が足りなくても
横に壁はあればその場所を壁面収納にしてみませんか?
壁に収納を埋め込むとすっきり収まってみえます。
埋め込み収納は建築中に依頼することは難しいことですから
設計段階であらかじめ計画しておくことが必要です。

アイランドキッチンをつくる場合
どうしてもプラン上収納の行き場を失いがちですね。
そうした場合、壁面を利用しながら収納をつくって収納場所を確保します。
その中にポットやレンジも納まるようにする方法もあります。
家電を隠したい場合には扉の中に収めるように工夫します。
色や全体の雰囲気も大事なので壁や床材とバランスをとりましょう。
収納の扉の素材と全体のバランスを考えてコーディネートします。