曲線コーナー変形敷地に建つ住宅

こちらの住宅は洋瓦を載せた外観になります。
外壁は塗り壁で人間の手の加わったあたたかさがあります。

外観は曲線のある角地ということもあり
その曲線にあわせた平面形状になりました。

輸入サッシの樹脂サッシを発注したのですが
なかなかこれが現場の進捗にそぐわず
苦労をすることになりました。

それ以来、あまり輸入サッシが好きではなくなり
まれにしか使わなくなりました。

外部のドアや窓の一部は木製でつくりました。

内部のドアは無垢材で統一していきました。

内装は思いでつくりとコストダウンを兼ねて
タナクリームをセルフビルドで塗ることにしました。

設計事務所のアルバイトの大学生の友達も動員して
建て主を含めて5人ぐらいで塗りましたが
人が違うとタッチが変わるので最初はどうなることやらと思いましたが
乾燥するとさほど目立たなく合格点の仕上がりになりました。

これから、セルフで塗る方へ
意外と大丈夫なものですよ(想像より疲れますけど)

内装の床は無垢材を使用していたので
温かみもあって窓の雰囲気にもマッチできたと思います。

そして意外に難産だったのがキッチンです。

カウンターの石材やコーラー社のシンクや水栓
ビルトインコンロや本体部分に至るまで
発注が別だったのであわせるのにも細心の注意が必要でした。
一部、下地の穴あけなどが合わずやり直しもありました。

キッチンに無垢材のカウンターをつけて
配膳と食事もスムーズになるように配慮しました。

白い外壁

注文住宅 愛知県

昔聞いた歌にもしも私が家を建てたなら
白い家を建てるといった歌詞があった。

様々な色合い、変わった形の家ではなく
シンプルで単色の家は飽きも来ないし
長く住んでいくのは良い。

もちろん、黒、グレー、茶色など
自分の理想にかなった外壁の色使いでかまいません。

色選びで大事なのは自分がどのような家に住むか
あこがれていた生活スタイルやイメージを整理して
ずっと自分が好きでいられるような色合いにしなければなりません。

白い家にあこがれていたのに
つくり手のアフターメンテナンスの関係で
無難な色合いにまとめられるのでは
何故家を手に入れるのかがわからなくなってしまいます。

外壁の色は自分の憧れを映し出さなければなりません。

外壁テラスの壁に空気穴をつける

シンプルモダン 外観

空気というのは壁で閉じると遮断されて
通りにくくなるものです。

テラスの内側の湿った部分がかびたりするのは
日当たりが悪く空気の流通があまりない部分
湿った部分に多いのです。

そこで、空気の通り抜けをよくするために
バルコニーテラスの手摺壁に穴を開けます。

風通しが良くなることで窓から新鮮空気が入りやすくなるし
ベランダの壁や床も乾きやすくなるので
デザインと兼ねて少し穴を開けてみる方法もあります。

正面の目線が気になるようであれば横にあけてみましょう。