映りこみするガラスと金属のインテリア

時代を反映して母屋の横に

テレワーク棟が完成

アクセントの壁紙はイギリスのを使用

ツカサテキスタイルEAG-112579

ベースのクロスはサンゲツリザーブで

床はコンクリート調のビニル床タイル

照明はトーヨーキッチンスタイルのクランカーを使用

奥のシェトランドソファとモザイクタイルはトーヨーキッチン

モザイクタイルにブラケット照明を反射させるように配置した

フィリップスタルクデザインのマスターズチェア、

メタルフィニッシュの映りこみが3DCGの映画の様で美しい

シースルーのシェードはたるみをつけて表情を出している

ガラスのテーブルにもスワロフスキーが映りこむ

キッチンのモザイクガラスやメタリックフィニッシュのチェアは

見る角度で反射した色が違うので楽しい

ミニチッチンが家具や壁材で高級に見えて錯覚する

洗面のクランカーミラーには対面のクロスが映りこむ

イギリス製のクロスは

ツカサテキスタイルEAG-112052

大理石のような不思議な縞模様が壁一面に広がる

 

 

曲線コーナー変形敷地に建つ住宅

こちらの住宅は洋瓦を載せた外観になります。
外壁は塗り壁で人間の手の加わったあたたかさがあります。

外観は曲線のある角地ということもあり
その曲線にあわせた平面形状になりました。

輸入サッシの樹脂サッシを発注したのですが
なかなかこれが現場の進捗にそぐわず
苦労をすることになりました。

それ以来、あまり輸入サッシが好きではなくなり
まれにしか使わなくなりました。

外部のドアや窓の一部は木製でつくりました。

内部のドアは無垢材で統一していきました。

内装は思いでつくりとコストダウンを兼ねて
タナクリームをセルフビルドで塗ることにしました。

設計事務所のアルバイトの大学生の友達も動員して
建て主を含めて5人ぐらいで塗りましたが
人が違うとタッチが変わるので最初はどうなることやらと思いましたが
乾燥するとさほど目立たなく合格点の仕上がりになりました。

これから、セルフで塗る方へ
意外と大丈夫なものですよ(想像より疲れますけど)

内装の床は無垢材を使用していたので
温かみもあって窓の雰囲気にもマッチできたと思います。

そして意外に難産だったのがキッチンです。

カウンターの石材やコーラー社のシンクや水栓
ビルトインコンロや本体部分に至るまで
発注が別だったのであわせるのにも細心の注意が必要でした。
一部、下地の穴あけなどが合わずやり直しもありました。

キッチンに無垢材のカウンターをつけて
配膳と食事もスムーズになるように配慮しました。

無垢材に見える集成材をカウンターに使う

住宅の内装でよく使われる集成材カウンターですが、
集成材の継ぎ目が気になるという方がいらっしゃいます。

そこで無垢の木材のカウンターの方が風合いが良さそうなので
タモの無垢材とかを使ったことがあります。

風合いは良いのですけれどもやはり数年するとねじれたりすることがあり、
長年の事を考えると経年変化がリスクがあるというのは避けられないこともあります。

無垢材の風合いで集成材がないかということなんですけれども、
チャネルオリジナルという会社のフリーボードというのを私はよく使っています。

フリーボードの特徴ですが縦のラインの継ぎ目はあるけれども
長手方向にたいしてブツブツと切れる線がないのが特徴です。

そのため流れる方向に対してしっかりと木目が伸びるため
無垢の木材に似たような風合いを保つことができます。

見た目はほぼを無垢材に近いので
自然素材自然塗料などのコーティングをして使うことがあります。

床を無垢材にした場合とか内装がナチュラルな場合に
非常に見栄えが良く自然な感じに収まるので気に入って使っています。

住宅のインテリアをスチール手摺でモダンにする。

モダンリビングの雑誌などで階段の施工例などを見ると
手すりをスチールでつくり
シンプルな色でまとめているのを見かけます。

スチール手すりの発注と塗装工事が必要になります。

塗装は工場で塗装してくる場合もあり
焼付塗装だとさらに塗装の精度の良いものになります。

木製階段にスチール製の手すりをつける場合
支柱や支えるところが少なすぎると
足元のビス、ネジが緩む原因になります。

 

 

手すりの形状はフラットバーのような四角い板
丸パイプ、丸棒など様々な種類があります。

大きな部材は丈夫な反面モダンに見えない場合があるので
プロの意見を良く聞いてサイズを確定しましょう。

手すりの桟が少なすぎると、
子供が落下しそうで怖い等の理由で
網などを後で買わなければならないようになります。

もしくは網をしばらく張っておく覚悟で
すっきりとした手すりデザインにする方法もあります。

手摺の桟の間隔をどこまで細かくいれるかも
見た目のシンプルさに大きく影響してきます。

住宅のインテリアにニッチを作る

壁にくぼみを設けて飾り棚をつけるアイテムを
ニッチと呼びます。

廊下の突き当たりや玄関ホールなどに配置して
無愛想だった空間にアクセントをつけるためにつかいます。

ニッチのくぼみには台をつけるのが通常です。
木製の台、大理石の台など、一工夫で見栄えが変わります。

サイズにや奥行きによって大きくデザインが異なるので
オリジナルのデザインを色々と考えて見ましょう。
またくぼみの上部にダウンライトなどの照明を仕込んだり
天井のスポットライトで照らすなどの照明の効果でも
驚くほど見栄えが変化します。

カウンターをガラスで作り、照明を仕込む
店舗のようなつくりも住宅に取り込むことができます。

手間はかかるので、一箇所当たりいくらか
追加を請求される場合もありますが
デザイン次第では空間を劇的に変化させるアイテムになるので
スケッチを描いて施工者や設計事務所に渡してみましょう。

建築雑誌から写真をコピーして渡すのも良いとおもいます。

収納の通気をドアでとる

収納内に湿気がこもってカビなどが生えたらいやですよね。

空気がこもる対策としては通気するに限りますが
収納内に窓を開けるのは中のものが日焼けしそうでできないことがあります。

ウォークインクロゼットや納戸では窓つける方法もありますが
奥行きの浅い収納では収納扉を通気性のよいもlのにします。

木製のルーバードアは既製品でも販売されており
独特の風合いがあるのでインテリアとしても利用できます。

室内からの自然な空気が収納内に流通するので
カビなどを防ぐ効果があるでしょう。

ただしほこりなどの対策にはならないので
クロゼット内の洋服への誇り対策も必要です。

ソフトクローズ機能付きのドア

ソフトクローズ機能付きのドアをつかってみる

最近、では住宅のドアにばたんと閉めても
しまる瞬間に速度を下げてゆっくりしまる
ソフトクローズ機能のあるドアが出現している。
住宅用は引き戸で以前もあったが、
住宅用開きドアでも各メーカーでオプションとして
追加できるようになっているようです。
これ、現場で使ってみましたが

面白いのなんの

思いっきり閉めてもしまる寸前に減速して
音もなくすっとしまります。
喧嘩してドアに八つ当たりができなくなります。
大声を出しながら、ばたんとドアを閉めて退室ができません。

もともとは手をはさまないように考案されたようで
子供の小さい家で重宝すると思います。

写真はパナソニックのソフトクローズドアで
すこし黒く目だって見た目は悪いものの
ゆっくりとしまる機能はきちんとしていました。

和室 おしゃれ

和室のマジック、垂れ壁は板の間を作らなくてもつくれる。

和室 インテリア

スペースの関係で床の間をあきらめても
空間に床の間のような雰囲気を作ることは可能です。

現在でこそ床の間を半間とか1間の幅間取りして
しっかりとしたスペースを確保する和室は多いのですが
京都の茶室や昔の書院などは
工夫して床の間らしきスペースを作っている例も多く見られます。

和室の作法については何が正しいということを気にせずに
自由に楽しんでいただければよいのだと思います。

写真の施工例は和室に曲線の垂れ壁をつくっています。

垂れ壁のある部分は特に板の間を増やすわけではなく
通常の間取りのまま作ることが可能です。

垂れ壁の短部を途中で止めておけば畳の寸法には
まったく影響なくデザインすることができます。

和室 モダン

垂れ壁の部分はビニルクロスなどの材料で施工が可能です。

ビニルのほうが伸縮性があるので珪藻土クロスなどの硬いクロスよりも
折り曲げに適しているというのが現場の意見でした。

合板で下地を作るときにはクロスを張り込むときに
手の入る寸法だけ壁に奥行きを作っておきます。

曲線部分はうすいベニアを使っておさえていきます。
垂れ壁部分は土壁長クロス、奥の部分はアクセントで
柄の入ったクロスを使用しています。

塗り壁や和紙を使うのもよいですが
ファミリールームとして使う場合はお子様の手に触れるので
あえて高級な材料を使わなくてもよいでしょう。

カジュアルなクロスとクラシックな風合いも
組み合わせによっては本格的な和室よりも面白く仕上がります。

店舗の畳スペース、小上がりでよく見られるのですが
和室らしい風合いはフェイクでもベースに使用したほうがそれらしく見えます。

すべてをモダンなクロスで仕上げるよりも
ベースを土壁、じゅらくのようなクロスにして
ポイントでモダンな柄を使うほうが和室らしく仕上がります。

天井はアジアン調の編みこんだ柄のクロスでも合わせられます。

オリジナルのデザインと組み合わせを工夫してみましょう。

吹き抜けのインテリア

個室から吹き抜けに窓を取ることで
コミュニケーションを誘発します。

木パネル 内装

個室を2階に配置する例は間取り上良く見られます。
個室にこもってしまうとどうしてもコミュニケーションがとれず
家族のつながりが薄いような気がする。
そうした場合リビングの吹き抜けと個室を窓でつなぐ、

リビング 吹き抜け

立体的にとなりにあるような感覚でプランする方法があります。
個室の壁についている窓をあけると
リビングを上から見下ろせるようにする配置にすることで
上下に分かれている感覚から、
隣に部屋がある近さに感じられるようにします。

キッチンカウンター タイル

キッチン タイル カウンター

タイルでダイニングのカウンターを作ります

木製のカウンターを対面キッチンの配膳台にするのは
素材のやわらかさが食器を守ってくれるからです。

石やタイルのカウンターだとどうしても硬いので
食器が壊れてしまうイメージがあります。

逆に食器を強く置きそうな部分だけマットを敷けば
イメージは自由にしても差し支えないという事になります。

見た目に好きな素材をダイニングキッチンのカウンターに使ってみましょう。
さわやかな白のタイルで部分的に色をかえるのも上品です。

モザイクタイルでキッチンカウンターを作る

モザイクタイル カウンター

写真はがたがたと不ぞろいな白いモザイクタイル
タイルの一つ一つの精度の悪さが風合いをよくしている
光の反射が平滑でなければないほどバラつきが出るので
結果的に白い材料が温かみをってくれるように仕上がった。

この合板はペンキを塗ると木のチップのあらをひろう。
それを利用してただペンキを塗ればごつごつと荒い仕上げになる。

モザイクタイル キッチンカウンター

写真で遠目からみて同じ白い質感に見えても
クロスの場所、白いタイルの場所
あらあらしいOSBの合板に塗装したもの
ポリ合板でできた扉部分などが混在している。

まったく無色でも光の反射が違えばさまざまな表情を見せる。

やさしい住宅と白っぽい無機質なものを共存させるとき
一部分でも人の手の暖かさ
職人の血の通った荒い部分を残すことで
白く清潔感もちながらやさしい風合いの家になる。

写真のカウンターは
サンワカンパニー
プチメゾンモザイクタイル

アクセントクロスでインテリアを作る

アクセントクロス トイレ

これはクロスの貼りかえだけでデザインできる方法で
コストも全く増えることなく
デザイン性だけを向上する事のできる術です。

白いクロスの部屋の1面のみを柄のあるクロスにする
色の付いたクロスにするという方法もあります。

トイレなどの小さな部屋や子供部屋で遊び心を出したいとき
失敗が極めて少なく仕上がる方法です。

アクセントクロス

全面を柄にしてしまうとくどくなりますが
ポイントだけなのであっさりとまとまる効果もあります。

特にトイレなどは何もしなければデザイン性もありません。

好きな色を突き当たりに使う、側面に使うなどで
かなりの面白みが出ます。

子供部屋も各部屋で雰囲気ががらりと変えることが可能です。
1面のみなのでリフォーム覚悟で遊んでみるのもありと思います。

店舗用のビニールタイルは住宅に使える

店舗用床ビニルタイル
(スイーツ店舗の設計事例)
 

店舗用の床に使用されるビニールタイルをご存知でしょうか?

デパートやレストランの床に使用されているものです。

耐久性や施工性、掃除のしやすさなどから
本物と瓜二つの風合いのものがあります。

住宅用のクッションフロアとの違いは
コーティングの厚みや表面の仕上げの精巧さにあります。

石や木質などのフェイク商品は見た目本物に見えるほどになりました。

触った感触がビニールなので本物志向の人は敬遠するかもしれませんが
掃除・メンテナンスもしやすくは使って安心な素材です。

店舗用ビニルタイル

デザイン性も良いのでさまざまな場所で使用することができます。

また、汚れや水の浸透に強いので本物を使うより重宝する場合があります。

サウナ風の竹で編んだ床や大理石などは
実際のところ手入れも大変で劣化が激しい素材です。

フェイクと割り切ることが出来る場所であれば
トイレや脱衣室の床などの水周りにビニールタイルを使うのもありでしょう。

そのときに、店舗用と覚えておけば質感も選択肢も広がります。

本物により近い質感で施工が可能になります。

シャンデリアの楽しみ方

シャンデリア リビング

シャンデリアの楽しみ方ですが
照明そのものだけ見ても想像がつきません。
そのシェード、傘の部分があることで、どのような影が出来るのか。
影の部分を想像するのが楽しみであり、難しいところ。
写真のシャンデリアも天井に写りこんだ影がポイントです。

そして、写真のスワロフスキーの部分に注目。
ガラス玉に反射した光が漆喰壁に写りこんで、
きらきらと昼間とは違った風景を作り出しています。

リビング 照明