テーブルが置ける広さの屋上テラスを作る

屋上テラスには2階部分や最上階などのテラスがあります。
一般に言われているのは最上階の部分、
屋根の上部に登ることのできる景色の良いテラスを
屋上テラスとか展望テラスなどと呼びます。
テーブルや椅子の置ける規模のものや
物見台程度に人が数人たてる広さのものもあります。

屋上テラスのアクセス方法ですが
階段室を最上階まで延長してペントハウスにするものや
ロフトから外部へ出るプランなどがあります。

屋根部の場合、周囲の景観が一望できるので
通常とは違った視線で敷地の眺望を堪能できます。

また、天窓や高窓のメンテナンスが必要な場合なども
屋上テラスを設けて上から清掃などを行うプランニングが重宝します。

2階のテラスから外階段を上って屋上へあがる
1階のテラスから2階へ上がるなど
階段でテラス同士をつなげることで
外部空間をより楽しむことも出来ます。

近年ではエコなどの観点から、
屋上緑化などの製品も販売しています。
事前に重量などを計算して設計しましょう。

屋上テラスの表面は小さな面積であればFRP防水
大面積ならばゴムやシート系の防水
アスファルト防水をして防水層を保護する仕上げ層を
設けてデザインをしていく場合もあります。

オーニングで自在に伸びる庇を設ける

オーニング

レストランやオープンカフェで
布製の庇をくるくると巻き上げたりしながら
出したり引っ込めたりする風景は見たことがあるでしょうか?

布製の庇は住宅の外部にも使うと便利です。

日の当たりすぎの時間帯はオーニングを大きく伸ばして日よけに
日差しをもっと取り込みたいときは収納します。

自在に光を調整する装置でもあり
庭を演出するエクステリアのアイテムにもなります。

テントの下の柔らかな光のもと
外でティータイムはいかがでしょうか?

デッキ材を部屋の床と同じレベルにする。

ウッドデッキ

写真のように床レベルと同じ高さにデッキ材を合わせる方法。

デッキ材をかさ上げして部屋のフローリングにあわせます。

コンクリートのたたきを作ってそのうえに支柱を作り
大引き根太を作ってデッキ材を固定します。

そのとき、デッキの下のコンクリートは水が外に流れるようにしましょう。

あれ、このデッキは床と同じ高さではないですよ。

アルミサッシの窓枠の下にデッキ材を設定しているからです。

それは同じ高さではない。

そこまでいう人はフラットレールというサッシがあります。

窓の下が平坦になって外のデッキ材と同じになるのです。

樹脂デッキ

施工例はフラットレールではなく普通の住宅の規格サッシです。

写真のデッキ材は窓の下にのみ込ませてありますから
雨水が中に入ることはありません。

見た目にほとんど同じ高さだからこれでよいというか
数ミリ単位でもちがわず同じレベルにすべきか?

クライアントであるあなたの決断にかかります。

この枠とデッキの関係を説明して同じにしてほしい人のために
あえて写真を紹介しました。

それを口で説明できないばかりに
雨が中に入るからできませんよ。

冷たく言われないためです。

デッキ材は少し隙間をとって水が下に落ちるようしています。
これは数ミリでよいでしょう。

これは安全そうだからできます。

施工者にそういってもらえる写真ですから
あなたのために役に立てば幸いです。

写真は樹脂デッキで劣化もせず同じ風合いを保ちます。