坪庭画像

坪庭

坪庭というのはたった1坪ほどの庭のことで
大きさで言うと畳2つ分ぐらいという意味
小さな庭を表現したものです。

和風の小さな庭の事を指すことが語源ですが
モダンでも小さな庭のことを伝える言葉として使われます。

その小さな庭を住宅のプランにもりこんで
大きな窓を付けてみましょう。

庭に反射した光が窓から室内へ入ってきます。

小さな中庭を住宅にプランニングした場合でも
大きさに関わらず壁に反射しながら光は内部空間へ届きます。

明るさを求めたい人にはお薦めです。

写真は住宅の坪庭から光のビームを部屋に入れる施工例
玄関とリビングと廊下にひかりと坪庭の景色を取り入れられました。

坪庭の見える和室

坪庭 和室

和風庭園が見えるモダンな和室の演出方法を考えて見ます。

都市部での和室の窓はどうしても外から見られたくない場所が多いです。

ですから大きな開口があけられません。
しかし、障子やカーテンを閉じっぱなしだと暗くなっています。
また、閉鎖間があると気分的に良くないので
お勧めは雪見障子にして下だけ明かりを強くとって庭を見せる方法です。
また、曲線なども利用しながらモダンな和室を演出しましょう。

縁なし畳

障子も正方形の定番の障子も美しいです。
横に長い割付の障子はモダンな印象を与えます。

和室をモダンに見せたい場合、
畳を半分の正方形の形にして縁なし畳にしてみましょう。

琉球畳は普通の畳に比べてコストは高いものの
強度が強く目も細かいので畳自体が繊細で美しく感じます。

防犯的に開口を取るのが不安な場合外に格子をつけて侵入を防ぎます。

中庭のある家

中庭・パティオのある住宅のプランニングは
人気のあり、あこがれも多いのだと感じます。

その効果はどのようにあるのでしょうか?

場所で多いのはやはりリビングから見える
ダイニングキッチンから見えるプランニングです。

リビングとダイニングのスペースで挟み込む場合
中庭部分も部屋の一部のように感じられるので
室内の面積以上に横に視線が広がる効果があります。

中庭のある家

つぎに要望が多いのは
玄関ホールから庭が見える間取りです。

玄関を開けてすぐに大きな窓があることで
玄関ホールに入ったときの視線が大きく開けます。

また、中庭から光が差し込んでくるので
明るく健康的なスペースをつくることができます。

空間に広がりを持たせる効果のほかに
光が取り込みにくい場所でも明るいスペースを
作ることが可能になります。