ニッチで収納をつくる

壁に穴を開ければそこは収納になります。

ニッチ 施工事例

住宅の壁にニッチとよばれる掘り込んだ飾り棚を
付ける例はよく見られます。

ニッチを本棚として利用したり
歯ブラシやコップを入れるスペースにしたり
携帯電話や目覚まし時計を置くスペースもほしいです。

玄関にはキーボックスもほしいです。

ダイレクトメールやハガキ置き場も欲しいですね。
ファーストフードの景品のおもちゃも増える一方です。

わざわざ棚板や家具を買うまでもなく氾濫する小物たち
テーブルやカウンターを綺麗に作っても
その上を覆い隠してしまいはしないでしょうか?

壁に穴を開けるだけで小物は綺麗に納まります。

対面キッチンを選択しない場合

ダイニングキッチン

大きなLDKに対面キッチンは主婦の憧れで
当たり前のように設計に含まれていることもありますが
私が設計をしていく中で対面キッチンを選ばない場合があります。

ダイニングのスペースに限りがある場合
外部の景色や眺望がよくキッチンから見える場合
施主が高齢で、今まで対面キッチンではなかった場合
造作のキッチンを特注でつくり、きれいにデザインできる場合などです。

対面キッチンはダイニングテーブルとの距離も出来るので
食事の際の配膳や持ち運びが不便と感じる例もあります。
中には対面キッチンに慣れなくて困っている人もいるほどです。

対面キッチンの良いところは作業しながら
視線はリビング・ダイニングと一体化できることです。
反面、ダイニングからの距離は少し増えるので
移動距離は長くなります。

キッチンの形態で主婦の作業のしやすさが変わるのですから
キッチンをいつも使う人の意見を尊重するのが良いでしょう。