キッチンカウンター タイル

キッチン タイル カウンター

タイルでダイニングのカウンターを作ります

木製のカウンターを対面キッチンの配膳台にするのは
素材のやわらかさが食器を守ってくれるからです。

石やタイルのカウンターだとどうしても硬いので
食器が壊れてしまうイメージがあります。

逆に食器を強く置きそうな部分だけマットを敷けば
イメージは自由にしても差し支えないという事になります。

見た目に好きな素材をダイニングキッチンのカウンターに使ってみましょう。
さわやかな白のタイルで部分的に色をかえるのも上品です。

対面キッチンのインテリアを大工工事で作る

ダイニングキッチン

コストダウンしたいときは大工工事でデザインしてみます。

ちょっとしたアイデアで、大工さんに少し努力をしてもらうと
面白みのある天井やキッチン上が棚になったりします

コストになかなか現れないのは大工事です。
大工さんの努力に頼ってデザインを強化します。

設備や家具や素材のグレードアップはコストが明快にあがります。

梁の露出、天井を一部あげる、照明BOXをつくる
棚を作る。カウンターを作るなど
棟梁に少しがんばってもらえば空間は大分見た目が変化します。

設計図の段階で大工さんにがんばってもらうパーツを考えます。

少し手間がかかっても頼めばがんばってくれるのが大工さんです。

キッチン 収納

キッチンカウンターの下にマガジン収納を設けてみます。

アイランドキッチン

新聞やDM広告、フリーペーパーをはじめ雑誌類
インターネットが普及した今でも紙媒体のメディアはなくならないものです。

そしてこのペーパー類はダイニングやリビングのインテリアを
著しく変えてしまうことにもなります。

望んで買った雑誌はともかく捨てがたい手紙類などは
昔から片付かない元になっていることも多いのです。

キッチンカウンター タイル

そこで、ダイニングやリビングにちょっとした収納を設けて
上手に隠してしまったり効率よく収納します。

ダイニングの対面キッチンの壁などは比較的あいてることあり
収納を増やす場所としては最適でしょう。

またすぐしまえる位置というのも嬉しいことです。

生活空間に最も近い場所に収納を増やすことで
すっきりとしたインテリアが実現します。

対面キッチンを選択しない場合

ダイニングキッチン

大きなLDKに対面キッチンは主婦の憧れで
当たり前のように設計に含まれていることもありますが
私が設計をしていく中で対面キッチンを選ばない場合があります。

ダイニングのスペースに限りがある場合
外部の景色や眺望がよくキッチンから見える場合
施主が高齢で、今まで対面キッチンではなかった場合
造作のキッチンを特注でつくり、きれいにデザインできる場合などです。

対面キッチンはダイニングテーブルとの距離も出来るので
食事の際の配膳や持ち運びが不便と感じる例もあります。
中には対面キッチンに慣れなくて困っている人もいるほどです。

対面キッチンの良いところは作業しながら
視線はリビング・ダイニングと一体化できることです。
反面、ダイニングからの距離は少し増えるので
移動距離は長くなります。

キッチンの形態で主婦の作業のしやすさが変わるのですから
キッチンをいつも使う人の意見を尊重するのが良いでしょう。

ダイニングに作り付けの収納を作る

ダイニング 収納

ダイニングに収納スペースを作り付けで増やしてみます。

住宅の壁に置き家具で収納をつけるのも良いのですが
注文住宅の場合は作り付けで家具を配置すると
長い目で見ると部屋を綺麗な状態に維持するのに役立ちます

最近では既製品の壁収納も多数見られますが
壁に固定することで部屋が雑然としない効果があります

作り付け家具の場合、掃除機などの大きなものも
あらかじめ収納場所を設定することも可能になり
より自分の生活スタイルに合わせた場所へ
使いやすい場所へ物を入れておくことが可能になります

奥まった場所ではなくすぐ出し入れできる場所につくるのがポイントです

場合によっては壁一面を引き戸や開き戸にして
壁を収納化することでさらにインテリアをモダンに仕上げることもできます。

モザイクタイルでキッチンカウンターを作る

モザイクタイル カウンター

写真はがたがたと不ぞろいな白いモザイクタイル
タイルの一つ一つの精度の悪さが風合いをよくしている
光の反射が平滑でなければないほどバラつきが出るので
結果的に白い材料が温かみをってくれるように仕上がった。

この合板はペンキを塗ると木のチップのあらをひろう。
それを利用してただペンキを塗ればごつごつと荒い仕上げになる。

モザイクタイル キッチンカウンター

写真で遠目からみて同じ白い質感に見えても
クロスの場所、白いタイルの場所
あらあらしいOSBの合板に塗装したもの
ポリ合板でできた扉部分などが混在している。

まったく無色でも光の反射が違えばさまざまな表情を見せる。

やさしい住宅と白っぽい無機質なものを共存させるとき
一部分でも人の手の暖かさ
職人の血の通った荒い部分を残すことで
白く清潔感もちながらやさしい風合いの家になる。

写真のカウンターは
サンワカンパニー
プチメゾンモザイクタイル

アイランドキッチンは収納ですっきり見せる

写真は真っ白なアイランドキッチンで
家族で料理を楽しむスペースです。
収納を多めにして扉内に隠すことですっきりした印象をつくりました。
床は白い石調タイルで仕上げてさわやかさと高級感をつくりだしました。
壁は白い珪藻土、汚れのつきやすい部分は
キッチンパネルなどのふき取りやすい材料にして機能的にしています。
白い天板は人口大理石で耐久性の良い素材です。

アイランドキッチン

キッチンをすっきりさせたいときは収納する。
あたりまえのようだけどとっても難しいことなのです。
バックカウンターに収納が足りなくても
横に壁はあればその場所を壁面収納にしてみませんか?
壁に収納を埋め込むとすっきり収まってみえます。
埋め込み収納は建築中に依頼することは難しいことですから
設計段階であらかじめ計画しておくことが必要です。

アイランドキッチンをつくる場合
どうしてもプラン上収納の行き場を失いがちですね。
そうした場合、壁面を利用しながら収納をつくって収納場所を確保します。
その中にポットやレンジも納まるようにする方法もあります。
家電を隠したい場合には扉の中に収めるように工夫します。
色や全体の雰囲気も大事なので壁や床材とバランスをとりましょう。
収納の扉の素材と全体のバランスを考えてコーディネートします。