照明器具の選び方

ブラケット照明

照明は反射と影をイメージしていきます。

照明を購入するときは照明本体の色や形から
光がどのように反射するのか影がどのようにできるのかを想像します。

照明電球を覆うガラスや布のシェードの色や形で見え方が変わるからです。

実際はに照明があるイメージを頭の中で浮かべます。

光のように形のないものは想像力を膨らませなければ見えません。

照明は雑然とした面に配置するより、
すっきりとした場所に配置すると綺麗に影を見ることができます。

とくに派手な部屋にしなくても
プレーンな部屋にお気に入りの照明を飾るだけで
空間をデザインできるのです。

トイレ収納

トイレ収納

トイレの収納をつけるのを忘れてませんか?

トイレの収納がほしい場合はきちんと設計者に伝えましょう。

スペースがあまりない場合は壁や上部に設けます。

手洗い器とセットでつくるのもよいでしょう。

トイレットペーパーなどをストックしておくのに便利です。
棚一枚でも便利になります。

トイレ 手洗い器

洗面所やキッチンの収納は気を使うのに
意外におろそかになりがちなトイレ収納
予算の増額を伝えられてたじろいではいけません

毎日使うスペースのグレードアップですから
バス並に予算を使っても良い場所なのですから
発想を転換してトイレに気を使ってもうがんばりです。

洗面台 鏡

洗面所を全面鏡にすると広く見えます。

洗面・脱衣室が広ければよいなと思っても
全体の大きさと予算を考えたら大きさは限られてしまうことも多いはず
限られたスペース内で洗面を広く見せる方法があります。

鏡を大きく取る方法です。

 洗面台 人気
天井近く2Mぐらいまで高くして巾も大きなものにします。
鏡の写りこみ効果で部屋が広がったようにみえます。
フラットな鏡の方がより壁のように感じられるのでお勧めですが
収納量が必要な場合は鏡の後を収納のタイプの収納鏡にします。
カウンターの上から鏡にしてしまえば
かなりの広がりが得られます。
水が心配であればカウンタ上10cmぐらいをタイルなどに仕上げて
鏡がぬれないようにしてもよいでしょう。
注文住宅ならでわのオリジナル洗面台をつくってみましょう。

特注の洗面台を作る

特注の洗面台は見栄えもよく美しく
デザインがオリジナルなのでリフォーム・新築住宅の場合
見せ場のひとつとなります。
洗面ボールを好みで選びカウンターや収納の形状も自由です。

使い勝手の良いシステム洗面台は至れり尽くせりで
特に機能や性能面でのメーカーの努力により
水ははねなども少なく、ボールも深く大きいものが多いです。

洗髪洗面台などのジャンルでも高機能で
清掃のしやすさに対しても考慮されています。

安心して使える仕上がりになっています。

システム洗面台

最終的にどちらを選ぶかは施主の選択になりますが
コストでの比較をする場合踏まえておきたいことがあります。

量産型のシステム洗面台は安価であること
少しデザインや機能の良いシステム洗面台とは価格差があります。
ですから、オリジナルの特注洗面台と量産型洗面台をコスト比較しても
あまり実のある作業とはいえないでしょう。

造作洗面台

特注洗面台であっても、カウンター、洗面ボールの
パーツのコストが安価であればさほど値段が上がりません。
十分比較検討できる予算に収まります。

特注品であってもネット販売などで
期間限定や展示処分品などお得な商品も見られるので
情報をマメに仕入れておくのも買い物上手の秘訣です。

対面キッチンを選択しない場合

ダイニングキッチン

大きなLDKに対面キッチンは主婦の憧れで
当たり前のように設計に含まれていることもありますが
私が設計をしていく中で対面キッチンを選ばない場合があります。

ダイニングのスペースに限りがある場合
外部の景色や眺望がよくキッチンから見える場合
施主が高齢で、今まで対面キッチンではなかった場合
造作のキッチンを特注でつくり、きれいにデザインできる場合などです。

対面キッチンはダイニングテーブルとの距離も出来るので
食事の際の配膳や持ち運びが不便と感じる例もあります。
中には対面キッチンに慣れなくて困っている人もいるほどです。

対面キッチンの良いところは作業しながら
視線はリビング・ダイニングと一体化できることです。
反面、ダイニングからの距離は少し増えるので
移動距離は長くなります。

キッチンの形態で主婦の作業のしやすさが変わるのですから
キッチンをいつも使う人の意見を尊重するのが良いでしょう。

手洗いカウンター付トイレで少しだけ広くする。

トイレ 施工例

トイレはほかのスペースに比べてスペースが小さくてすむため
コンパクトに収めることで何も疑問に思わなくなりがちです。

少しだけ大きく豪華に見せるためには
手洗い器などをトイレ内に設けて広めにつくります。

その素材もさまざまなタイプがあるので
好みによって、木質、石質、ガラスなどを選びましょう。

上の自然な素材で統一した例です。
カウンター材も無垢材にすることで風合いを楽しむことができます。

床のフローリングはメンテナンスを考慮しながら
無垢フローリングのコーティングの厚いものにしています。

トイレ 手洗い器 施工例

鮮やかな色の洗面ボールとブラックのメラミンカウンターです。
コスト抑え目でも色で工夫することができます。

トイレの床は塩ビタイルの床ですが
店舗用のビニールタイルであれば色も風合いも豊富で耐久性も抜群です。

まるで本物のフローリング床のようです。

ビニール系の床はメンテナンスがしやすく腐りにくいので
トイレ向きの材料といえます。

一工夫してバスタイムを楽しく過ごす。

お風呂 施工例

ユニットバスは特注のバスのように広がりを持つことができない
というわけではありません
をできるだけ広く見せたい場合は一工夫してみましょう。

狭いスペースを最大に広く見せるためには
部屋を大きくするだけがただしい回答ではではありません。

最近ではユニットバスでも様々な扉のオプションがあり
窓ガラスを大きくしたりつけるなどの対応は
どのメーカーの御風呂でも大体対応できるようになっています。

洗面脱衣室と一体化して見えるようにします。
ガラスで仕切って大きく見せる窓をつけてみましょう。

トイレも別の部屋にするのではなくしてみるのもひとつの方法です。
視覚的にも大きさも同じ空間にすることでさらに広がりを持つのです。

トイレの一体化については好みがあるので設計打ち合わせの段階で
よく検討して一室化するのがよいでしょう。

お風呂 出れる窓

バスを広く見せる方法に大きな窓を設ける方法があります。
窓の外にテラスや大きな洗面脱衣があれば十分広く感じられるのです。

高級ホテルのバスルームのように雰囲気をオリジナルで作ってみましょう。

コストもやる気さえあれば工夫ができるはずです。
最高のバスタイムが楽しむためにオリジナルのスケッチをしてみましょう。

アイランドキッチンは収納ですっきり見せる

写真は真っ白なアイランドキッチンで
家族で料理を楽しむスペースです。
収納を多めにして扉内に隠すことですっきりした印象をつくりました。
床は白い石調タイルで仕上げてさわやかさと高級感をつくりだしました。
壁は白い珪藻土、汚れのつきやすい部分は
キッチンパネルなどのふき取りやすい材料にして機能的にしています。
白い天板は人口大理石で耐久性の良い素材です。

アイランドキッチン

キッチンをすっきりさせたいときは収納する。
あたりまえのようだけどとっても難しいことなのです。
バックカウンターに収納が足りなくても
横に壁はあればその場所を壁面収納にしてみませんか?
壁に収納を埋め込むとすっきり収まってみえます。
埋め込み収納は建築中に依頼することは難しいことですから
設計段階であらかじめ計画しておくことが必要です。

アイランドキッチンをつくる場合
どうしてもプラン上収納の行き場を失いがちですね。
そうした場合、壁面を利用しながら収納をつくって収納場所を確保します。
その中にポットやレンジも納まるようにする方法もあります。
家電を隠したい場合には扉の中に収めるように工夫します。
色や全体の雰囲気も大事なので壁や床材とバランスをとりましょう。
収納の扉の素材と全体のバランスを考えてコーディネートします。