コンクリート造の住宅

愛知県の住宅設計でコンクリート住宅をつくった事例です。

地下の階には広いビルトインガレージをつくりました。

アルミのオーバースライダーシャッターで外観も美しくなりました。

道路側は曲面のコンクリート壁に石張りの仕上げで高級感があります。

コンクリートで重量感が出そうですが、風をはらんだ帆船のようなイメージで

軽快に感じられるようなデザインを狙っています。

内部空間は中庭や吹き抜けなどを効果的に配置することで

上から光が降り注ぐような場所や、

やわらかい光が壁から反射して内部に入るようにしました。

そのことで、プライバシーを保ちながら住宅に取り込むことができました。

中庭や坪庭などに窓をつくり、和室からは和風の坪庭が見えます。

上下階の行き来には楽に移動できるように、ホームエレベータを使う間取り図にしました。

バスルームの前も庭にして上だけが空いているので

視線はさえぎって光だけが降り注いでいます。

すのこで廊下を作れば光は下に落ちる

採光 住宅

2階の廊下をすのこでつくった場合
光は隙間から下の階に落ちるようになります。

もちろん下が見えるので少し怖い。

デッキや縁側などでは地面が近いので怖くないのですが
2階の床になったとたん
折れたらどうしよう、下に落ちたらどうしようと
心配になってしまうのです。

折れないような太さの材料でつくれば全く問題ないし
下地の間隔を細かくすれば折れにくくなります。

30cmや45cmぐらいおきに下地を入れると安心感がまします。

90cmおきでも実際は床の根太がそうですから
問題はないといったところです。

どうしても怖い場合はカーボネート板を上に乗せると怖くなくなります。
半透明だと光を通すゆかになります。