高窓 事例

高窓 意味

さわやかな朝日は一日の活力を生みます。
そこで高窓から光を取り入れる事例を紹介します。

明るい家づくりは日当たり良好という意味もありますが
毎日をいかに健康的に快活に過ごすことが出来るかという意味もあります。
南側の光でなくても北東や東の光
北側の反射光などがさわやかに取り入れられれば
朝からさわやかな気分で生活が出来るのです。

特に朝日ですが一日の始まりをむかえるのに
活力の源になる大事な光といえます。
視線が気になるようでしたら上からの光でも朝日を取り込むと
さわやかな家作りになります。

特に戸建の注文住宅の場合、窓は基本的に施主の自由になります。
特に決まりはないのですからにより効果的な光のとり方の提案を
設計者依頼してみるのも良いでしょう。

敷地の形状や隣地の状況、景色などで快適な窓の方向は違うので
自分の家なりの快適な窓の配置を検討してみましょう。

家のプランは無駄があったほうがよい。

土間スペース

無駄に広い廊下で無駄な時間をすごことののできる家を設計しました。。
個人的な思い出ですが私は無駄に広い廊下が好きなのです。

土間スペースが広くあることでいろいろなことに利用できる
ただの廊下だけでない利用の仕方が出来るのです。

というのも小さな頃に近所の友達の家の個室は一人3畳ほどしかなく
とても小さいのに廊下の幅が広くてカーペットが敷いてあり
なぜか、廊下で遊ぶといった家がありました。

そのお家は裕福な家庭で家も立派なデザインされたもの
けして貧しいからそうなったプランではありませんでした。

その廊下の広さがなんとも快適で、
まさに無駄としか言いようのないスペースだったのですが
そこでむだな時間をすごす事こそ
子供だからできる醍醐味だったのかもしれません。

大人が人の家の廊下でだらだらと無駄な時間をすごす。

昔の縁側みたいなものでしょうか?

廊下ではなく部屋のように大きくしてしまえば
廊下は消滅して少し大きなくつろぎのスペースです。

無駄を作ることで無駄なスペースが減る事もあるのですね。

すのこで廊下を作れば光は下に落ちる

採光 住宅

2階の廊下をすのこでつくった場合
光は隙間から下の階に落ちるようになります。

もちろん下が見えるので少し怖い。

デッキや縁側などでは地面が近いので怖くないのですが
2階の床になったとたん
折れたらどうしよう、下に落ちたらどうしようと
心配になってしまうのです。

折れないような太さの材料でつくれば全く問題ないし
下地の間隔を細かくすれば折れにくくなります。

30cmや45cmぐらいおきに下地を入れると安心感がまします。

90cmおきでも実際は床の根太がそうですから
問題はないといったところです。

どうしても怖い場合はカーボネート板を上に乗せると怖くなくなります。
半透明だと光を通すゆかになります。

廊下は突き当たりに窓を設けると明るい

廊下 施工例

廊下の突き当たりという言葉があります。
歩いていて突き当たりにあたる部分は視覚的にもふさがって
暗いイメージを想像してしまいます。

視線の突き当たり部分に窓をとる方法は古くからあり
暗い中にぽっかりと光の差し込む窓の記憶は
誰でも少なからずあるのではないでしょうか?

光が差し込まない部分だからこそ
暗いからこそ一筋の光が印象的に映えることもあります。

また、廊下の突き当りを壁にするよりは
窓があった方が明るく開放されて狭い廊下でも広く見えます。

子供の頃に階段や廊下が怖かったことはありませんか?

きっと暗かったせいで、その逆は怖くないはずなのです。

通路に光を入れるということは気分もよくなりますね。