階段の踊り場にベンチ収納

階段 踊り場

階段の踊り場にベンチをつけてみます。

安全上の理由から階段の踊り場を階段の
ほぼ中間地点などに配置するプランも多いかと思います。

でも階段を上り下りする以外に使わないスペースになります。

少しでも空間を利用したい場合スペースを狭くするのではなく
少しだけ踊り場を大きくしてベンチを付けてみましょう。

踊り場は使わない場所ではなく
腰をかけてくつろぐ場所へはや変わりします。

スペースをどんどん狭くしていくのではなく
一見無駄なスペースを追加することで
利用価値を高めていくことも注文住宅の一つの手法です。

ベンチをさらに収納として利用するアイデアプラスしたり
フックをつけて洋服をかけるなどの工夫も便利です。

光を通す階段の作り方

光の降り注ぐ階段のつくりかたを紹介

鉄骨階段

普通の階段のでは足で踏む部分は木材や鉄板などの
光を通さない材料で作ることが多いです。

かろうじて蹴上げと呼ばれる部分の板をなくして
シースルーの階段をつくり、
視覚的に開放感を得るようにすることがあります。

さらに階段の下を光で照らす方法があります。

螺旋階段

穴の開いた床板を使用する方法です。

その踏む部分を板や鉄など光をさえぎってしまう部分に
グレーチングやパンチングメタルを使用すると
階段下にやわらかく光が降り注ぐことになります。

ある程度の開口率があれば光は階段をすり抜けて
地面まで降り注いでしまうのです。

上にのったときに少し怖いですが、そこは慣れです。

石材をインテリアに使う

インテリア 石

石材やタイルなどは素材と貼り手間が若干コストがかかるので
あまり内装で見かけません。

でも、内装で使っている家はあるのです。
部分的に使用するだけで大分高級感が出ますね。

全部貼ろうとすると予算がかかります。

部屋のある部分だけとか、廊下のある部分だけとか
キッチンの入り口付近とか
少しのスペースだけであれば面積もさほど大きくありませんから
人工代と材料代をあわせても
全体の工事費を大幅にアップしてしまうボリュームにはなりません。

そのデザインで家が高級に見えるメリットもあるので
好きな材料があれば検討してみましょう。

斜線制限の厳しい敷地でロフトは出来る

ロフト 子供部屋

北側斜線や高度斜線など周辺敷地に配慮を要する建築地の場合
屋根の形に制限を受けます。

主に北側の部分、隣地に対しての配慮が必要な部分が
制限を受ける法律ですので
隣地に影響のない部分の屋根の形は制限の範囲で高くすることが出来ます。

北側から片流れの屋根にした場合南側はロフトを作るボリュームを
十分に確保することが可能になるのですね。

考え方ですが、ロフトの床を2階の床から高くしなければ
それだけ屋根を高くしなくても収まる。

ロフトの下の部屋の天井が一部低くなりますが
それもインテリアのひとつ、上りやすくなるなど
良いところを見つけていけばメリットも感じられます。

ロフトと呼ばれる部分の天井高さが1.4Mであっても
1.4Mの高さの天井は想像よりも高くつかえるので
同じボリュームの家の中でスペースを増やしたい場合は
ロフトはお薦めのアイテムです。

鉄骨階段は木造住宅で重宝する

鉄骨階段 住宅

木造住宅にインテリアとして見栄えの良い
シースルーの階段を作る例も多く見られます。

木の階段との大きな違いは加工して搬入されることです。

現場での組立が少ない為比較的早い段階で現場に設置が可能になります。

現場に階段が早めに設置されると上下の上り下りが円滑になり
作業効率が向上するというメリットもあります。

チェッカープレート 階段

シースルーの階段は光や視線が通りやすいので
部屋が大きく明るく見える効果もあります。

階段下の収納などをつくることはできないデメリットもありますが
インテリアをモダンにつくる為には視覚的効果もあります。

階段下を人が通る際に危険の無いディテールも検討が必要です。

手すりの形状によっては小さなお子様のいる家庭に不向きな場合もあるので
よく打合せしながら手すりの形状を決定していきましょう。