収納の通気をドアでとる

収納内に湿気がこもってカビなどが生えたらいやですよね。

空気がこもる対策としては通気するに限りますが
収納内に窓を開けるのは中のものが日焼けしそうでできないことがあります。

ウォークインクロゼットや納戸では窓つける方法もありますが
奥行きの浅い収納では収納扉を通気性のよいもlのにします。

木製のルーバードアは既製品でも販売されており
独特の風合いがあるのでインテリアとしても利用できます。

室内からの自然な空気が収納内に流通するので
カビなどを防ぐ効果があるでしょう。

ただしほこりなどの対策にはならないので
クロゼット内の洋服への誇り対策も必要です。

ソフトクローズ機能付きのドア

ソフトクローズ機能付きのドアをつかってみる

最近、では住宅のドアにばたんと閉めても
しまる瞬間に速度を下げてゆっくりしまる
ソフトクローズ機能のあるドアが出現している。
住宅用は引き戸で以前もあったが、
住宅用開きドアでも各メーカーでオプションとして
追加できるようになっているようです。
これ、現場で使ってみましたが

面白いのなんの

思いっきり閉めてもしまる寸前に減速して
音もなくすっとしまります。
喧嘩してドアに八つ当たりができなくなります。
大声を出しながら、ばたんとドアを閉めて退室ができません。

もともとは手をはさまないように考案されたようで
子供の小さい家で重宝すると思います。

写真はパナソニックのソフトクローズドアで
すこし黒く目だって見た目は悪いものの
ゆっくりとしまる機能はきちんとしていました。

玄関ドア スチール

玄関ドア スチール

自分の好きな色の玄関ドアにしたいひと。

既製品だと微妙にイメージした色にならないと
こだわりを持ったクライアントも多いのだと思います。

確かにアルミの既製品の扉は耐久性も操作性も良い。

それでもあえてオリジナルの玄関ドアにこだわるなら
特注で作るしかありません。

写真はスチールドアに塗装仕上げをしたものです。

ステンレス押し棒でシンプルに仕上げて
ディンプルキーを二箇所につけています。

シンプルで飾り気のないドアでも色で違いがでます。

イタリア車のような赤はどうして日本車にはないのでしょうか?
そうした疑問も特注色で解消です。

引き戸で間仕切り

大きな引き戸で間仕切りをしてみます。

もともと和室の引き戸は壁の意味合いが強く
壁がスライドして横に動くという考え方が和風の作法です。

室内の壁が動くなんて!なんてダイナミックな発想なのでしょう。

そこで発想を転換して、
壁の材料や壁と同じ色で引き戸をつくりスライドする仕掛けをしてみます。

引き戸 間仕切り

扉の材料をクロス貼りにしても良いですし
清掃のしやすいポリやメラミンで作る方法もあります。

引き戸の素材は襖紙でなければならないという法律はありませんから
素材や大きさも自由でよいのです。

好きなときに壁を取り払ったりという考えもできますし
寒さ対策のために冬の間だけ引き戸を付ける事も可能です。

天井までの背の高い引き戸や巾の大きなものも製作で可能ですから
すっきりとしたインテリアを作る事も可能になります。

また、壁が動くので扉の位置は気にしないでプランニングができます。

便利な3枚引き戸

押入れ・クロゼットの入り口が狭い収納のイライラは3枚引き戸で解消する。

押入れや収納の引き戸は通常引き違いになっている。

最近三枚引き戸というのが登場して
2枚が開くので大きく開放して出し入れがしやすいという商品が販売され始めた。

西洋のクロゼット扉であればフルオープンというのもあるが
引き戸にこだわった場合この方法が大きく開く方法である。

たとえば押入れの半分しかあかないからちょっと折らないと入らない
入り口が狭いためになんだかよいしょっと入れている。

そうしたストレスもあるかもしれません。

また、もう少し引き戸が開けば押入れたんすが入れられたのに
引き出し収納が入れたいのにサイズが入らないなど
扉サイズが小さいために収納内に家具を入れられないストレスかもしれません。

家というものや建具というものは与えられればそれに慣れてしまうもの
だからこそ出だしで便利にしておけば生活が変わるということです。

デザイン性は2枚が3枚になるのだから少しだけすっきりしないかもしれません。
それでも便利さを重視している家庭は三枚引き戸を選ぶケースが
増えていると思います。

三枚引き戸

写真の収納は扉を白でクロスにあわせています。
壁紙とは違って扉にあわせて濃い木目にする例が見られます。
部屋をすっきりと収納を目立たせたくない場合は
壁紙に近い色のほうが目立ちにくく
家具などのほかのインテリアが目立つようになります。

半透明のカーボネートを扉に使ってみる

ツインカーボ 扉

引き戸や扉にガラスではなくカーボネート板を使うことがあります。

ガラスのような透明感や冷たさが必要ない場合や
うっすらとだけ見えたい場合にツインカーボという材料を使います。

半透明の扉の向こう側の見え方ですが光が屈折して
人影だけが見えるか見えないか程度です。

光は充分に通してくれるので目線だけをさえぎるのに適しています。

カーボネート自体はクリアな材料なので
光の屈折を利用して見えにくくなる仕組みです。

襖などの光を通さない材料で仕切るよりも部屋が広く感じられるので
圧迫感が解消できます。

カーボネート特有のプラスティックな質感も気に入っているので
収納の扉などに使用してわざと半分見えるようにして
風合いを楽しむ使い方もあります。

特注ドアを発注して建具職人の腕を知る

特注建具

日本の建材流通のしくみの中で脚光を浴びていないけど
すごい職人がいる工場があるのです。

それは建具屋さんです。

私のお知り合いにも建具屋さんがいるのですけど
家具もつくれるし、特注の建具もつくります。

実は寸法の分かる絵さえあれば何でもつくれるエキスパートなんですね。

建具の材料と家具の材料は似たところがあって
建具でも家具のようにつくりこむ
ドアノブもさまざまな形やデザイナーブランドもあります。

部屋の雰囲気に合わせて遊び心でデザインします。

すべてのドアでなくてもかまいませんし、
玄関ドア以外の雨も防犯なども気にしない自由な場所で
建具職人の技を発揮してもらう方法もあります。

玄関ポーチのタイルは滑りにくく汚れにくいものにする。

玄関ポーチ 施工例

玄関ポーチの素材も輸入建材など多様なものが流通するようになり
バリエーションも自由自在になりました。

石材以外に小さなタイルから、大判タイルまであります。

白や黒などのタイルや石を選びたいことも多いのですが
ポイントは汚れ落ち、掃除のしやすさです。

外部がアスファルト部分など土が少なければ汚れも少ないですが
玄関ポーチの外が土であればあっというまに汚れる可能性もあります。

タイルを選ぶ場合確かに表面が平滑なものであれば拭き取りはしやすいものです。

ただし、雨や雪が降った場合滑って転倒する可能性も高いのです。

滑らないタイルを選ぶことが重要になってきます。
真っ白や真っ黒の素材を選ぶときは
汚れが拭き取りやすく清掃しやすいタイルを選ぶか
汚れ等が不安なときは汚れの目立ちにくい色合いを選びます。