コンクリート造の住宅

愛知県の住宅設計でコンクリート住宅をつくった事例です。

地下の階には広いビルトインガレージをつくりました。

アルミのオーバースライダーシャッターで外観も美しくなりました。

道路側は曲面のコンクリート壁に石張りの仕上げで高級感があります。

コンクリートで重量感が出そうですが、風をはらんだ帆船のようなイメージで

軽快に感じられるようなデザインを狙っています。

内部空間は中庭や吹き抜けなどを効果的に配置することで

上から光が降り注ぐような場所や、

やわらかい光が壁から反射して内部に入るようにしました。

そのことで、プライバシーを保ちながら住宅に取り込むことができました。

中庭や坪庭などに窓をつくり、和室からは和風の坪庭が見えます。

上下階の行き来には楽に移動できるように、ホームエレベータを使う間取り図にしました。

バスルームの前も庭にして上だけが空いているので

視線はさえぎって光だけが降り注いでいます。

変形敷地 住宅

敷地は延長敷地、旗竿地と呼ばれる形状でした。

旗のように奥が広く道路に対して道路があるタイプの土地です。

さらに奥の敷地形状は三角地でした。

デザイナーの施主が意図して購入したもので、

敷地形状が面白ければ、変わった建物になるだろうという期待がああったのです。

 

構造は鉄骨造でしたので比較的に複雑な形状でも

構造的な耐力と大きなスパンを確保することができました。

見る角度によって変化するボリュームによって

恣意的なアイデアを加えなくても変化に富んだデザインになりました。

土地の力による住宅プランの多様化を設計の過程でも体感しました。

基本設計プランは非常に多くのパターンを比較することになったのです。

フローリングの方向と壁の方向が違うように

三角形の敷地は基準となる軸すらなくなってきます。

X軸Y軸がしっかり認識できる箱型の設計にはない箇所や視点の重なりが生まれたのです。

インテリアはモダンでありナチュラルなテイストを混ぜました。

タモの無垢板のダイニングカウンターとキッチンのバックカウンターは

建て主と一緒に材木やさんへ足を運んで検討した樹種です。

この建物は間取りから完成までそして完成後も進化しました。

建て主が愛着をもって子供と一緒に成長と進化させたのを見たときには

設計完成から手を離れた後も住宅が新陳代謝しながら生きて成長するのを学びました。